Contents
- 氣場改良法
- イヤシロチとケガレチ
- 埋炭することにより、ケガレチをイヤシロチ化できる
- 多くの神社やお寺の敷地には炭や水晶などが埋められている
- すばらしい水晶パワー
- 土地に及ぶ気の要因は磁場の良し悪しだけではない
- 風水教訓例 恐ろしい「怒りや恨み、つらみの残留波動」
- 究極の「気場改良法」
- 氣場改良お見積り依頼フォーム
- 講座のご案内
- 第18期立命塾「実践的四柱立命学(四柱推命学)講座」
- 立命塾特別講座「三元三合総合羅盤各層の意味とその使用法」
- 第18期立命塾『実践的風水学講座』
- 第17期立命塾『実践的易学講座』
- 第17期立命塾「実践的四柱立命学(四柱推命学)講座」
- 第17期立命塾『実践的風水学講座』
- 第16期立命塾『実践的易学講座』
- 第16期立命塾「実践的四柱推命学講座」
- 第16期立命塾『実践的風水学講座』
氣場改良法
最近、炭ブームとなっており、ホームセンターやデパートなどでも、備長炭(右画像)や竹炭、その抽出液である木酢液や竹酢液などが陳列されています。読者のみなさんの中にも、すでに様々な目的で使用されている方が多いのではないでしょうか。
炭の働きとしては、マイナスイオンを発生させることから、空気を浄化する働きや、水中に入れると水分子を細分化してまろやかにしてくれるだけでなく、水中に入れるとミネラルが溶け出すので、健康飲料水としての効果が知られているばかりでなく、表面にある微小な無数の穴による消臭、消湿、そしてダイオキシンなどの有害化学物質を吸着する働きと、遠赤外線を放出することから、床下に敷いたり、壁内に入れたりして、屋内の空気を浄化し、冬でも暖かく、健康に良い住宅造りをセールスポイントにしている工務店も増えています。(左画像は床下にびっしりと敷き詰められた「敷き炭」)
昔から、炭職人には病人はいない、長寿の人が多いと言われていましたが、現代になってこのような様々な効用が科学的に裏付けられ、「炭パワー」が生かされることは、自然回帰を願う風水師の我々にとっても、大変うれしいことです。
しかし、炭が持つパワーはこれだけではなく、磁場を整える働きがあります。
炭には電子を多く集め、還元力を高める性質があるからです。
実は、この磁場を整える働きこそ、炭の持つ多くの効用の中で、風水学上もっとも価値があるのです。
イヤシロチとケガレチ
良い磁場とは、50,000nT(ナノテスラ、0.5ガウス)以上でどこで測っても磁針がほぼ正しく南北を指す地を言います。
良い磁場は良い気を呼び込み、良い気を生みます。
そして古代から日本人は、良い磁場の地(還元力が強い地)をイヤシロチ(弥盛地)、悪い磁場の地(酸化力が強い地)をケガレチ(気枯地)と読んできました。
残念ながら、環境破壊、環境汚染が進み、電磁波が乱れ飛ぶ今日では、ほとんどがケガレチとなってしまっています。
埋炭することにより、ケガレチをイヤシロチ化できる
それでは、ほとんどの地がケガレチなのだから仕方ないと、あきらめるしかないのでしょうか?
違います!そこで登場するのが、炭なのです。
土地に穴を掘り、大量に炭を埋めることにより、磁場を高め、良い磁場の地であるイヤシロチにすることができると言うのです。
この方法は、炭素埋設とも埋炭とも呼ばれますが、第二次世界大戦前後に、天才物理学者として活躍された楢崎皐月先生により、その著書「静電三法」(電子物性研究所)の中で提唱されました。
ただし、炭ならなんでもよいというのではありません。磁場を改善するためには、1,000度近くで焼かれて製造されることにより、半導体となった炭でなければなりません。半導体となった炭を大量に埋設することにより、集電、蓄電され、磁場が高まり改善されるのです。ホームセンターで販売されているバーベキュー用の炭は、300度~400度くらいで焼かれて製造された炭で半導体にはなっておらず、これでは磁場は改善されません。(下記の炭は半導体となった炭で、さざれ状に細かく砕かれ、50Lずつ袋詰めされている。)
多くの神社やお寺の敷地には炭や水晶などが埋められている
しかし古代より日本人は、この炭の働きに気づいていたのか、昔から神社やお寺を建立する前に、敷地に大量の炭を埋める所も多かったようです。
そして炭だけではなく、水晶玉や金なども埋められていたのです。
奈良の興福寺敷地の土中から、多くの水晶玉や金が発掘されたのは、記憶に新しいところです。
すばらしい水晶パワー
それではなぜ、神社や寺院の敷地に、水晶玉などを埋めたのでしょうか。
それは、千数百年以上も前から、水晶の持つ浄化パワーのすばらしさが、知られていたのでしょう。
水晶の持つ浄化パワーのメカニズムは、科学的にはっきりと解明されてはいないのですが、「気」の科学的研究の第一人者、佐々木茂美先生は、その著書「見えないものを科学する」にて、水晶は六方正体の結晶構造を持ち、その結晶の角度は51度42分で、ピラミッドの斜面の角度51度41分とほぼ等しく、この斜面の角度に、水晶パワー、ピラミッドパワーを生み出す秘密の一端が隠されているのではないかとおっしゃっています。
水晶パワーのメカニズムは、今後科学的に解明されるでしょうが、とにかく、長いものは数億年かけて地球が作り出した天然水晶の発する波動は、回りの「場」を整え、良い気を呼び込んだり、生んだりする「場」をつくることは間違いありません。(下画像は新築現場で埋設する水晶玉5個セット。中央の大き目の水晶玉は建物の中心、他の4個は建物または敷地四隅に埋設する。)
なお、水晶玉を使った土地浄化法は、日本では「玉埋め」と言われ、神社仏閣に限らず、日本における水晶発祥の地として有名な山梨県では、一般家庭でも土地清めとして、昔から敷地の四隅に水晶玉を埋める慣わしがあったそうです。
土地に及ぶ気の要因は磁場の良し悪しだけではない
土地の浄化法として、炭を大量に敷地に埋める「埋炭」と、水晶玉を敷地の四隅に埋める「玉埋め」をご紹介してきましたが、1990年代から私は、炭と水晶玉、さらに粗塩の三種を合わせた土地浄化を進めてきました。
炭だけでも、大量に敷地に埋めることにより、40,000nT(ナノテスラ、0.4ガウス)以下の磁場を、50,000nT(ナノテスラ、0.5ガウス)前後の、より良い気が及ぶ磁場とすることができますが、その地に及ぶ気の要因は、磁場の良し悪しだけではないと、私は感じています。
建物は早くて20年、長くても50年くらいで建てかえられますが、土地は数百年、いや長くは数千年に渡り、その土地で繰り広げられた、幾多の人々が味わった悲喜こもごもの歴史を覚えているのです。
それは、その土地で生きては死んでいった、幾多の人々の喜びや感動、悲哀、恨みつらみなどの感情が、残留波動となって土地にしみこんでいるのです。
その中で、怒りや恨みやつらみは負の波動の中でもかなり強力です。
風水教訓例 恐ろしい「怒りや恨み、つらみの残留波動」
私が最近鑑定した家で、こんなことがありました。
群馬県の山岡さん(仮名・60歳・主婦)は、ご主人を癌で亡くされ、長男はじめ三人の子供たちは結婚して家を離れ、200坪ぐらいの広い敷地に建てた二階建てに、一人で暮らされていました。
今後のことが不安で鑑定の依頼を受け、訪問したのですが、閑静な住宅街にある日当たりの良いお宅で、庭の木々や植物は青々と生育しており、地磁気測定器で計っても50,000nT(ナノテスラ、0.5ガウス)を少し下回る程度で、決して磁場は悪くない土地でした。
しかし、何か重々しい、落ち着かない気を感じたのです。
その原因を知りたく、お茶を飲みながら3時間ぐらいでしょうか、客間で山岡さんとお話をしました。
山岡さんも一人暮らしでさびしかったのか、関を切ったようにいろいろと話してくださいました。
その話の中で気になったのが、家の基礎工事が終わった段階で、亡くなったご主人の意向どおりでなかったことから、せっかく固めた基礎のコンクリートを取り壊し、再度ご主人の意向どおりに基礎を打ち直したということでした。
そのとき、ご主人と大工さんとはかなり激しい口論となったようで、大工さんもかなりの怒りの感情を持って、基礎を打ち直し、家屋を建てたにちがいないと知りました。
山岡さんが言うには、少し土地を掘ると、瓦礫がよく出てくるということでした。
きっと、怒りをもって壊した瓦礫を、土中に埋めてしまったのでしょう。
私が感じた重々しい気は、この土地から発する、怒りの残留波動によるものだと直感しました。
ご主人を早く亡くされ、子供たちも家を離れ、広い家に一人さびしく暮らす遠因のひとつとして、間違いなくこの負の残留波動があると確信しました。
山岡さんには、後述する「気場改良法」をお勧めしましたが納得くださり、土地の四隅に埋設させていただきました。。
究極の「気場改良法」
山岡宅のように、怒りや恨み、つらみなどの、負の残留波動を記憶する土地の浄化は、炭だけでは完全ではないと言えます。
炭は磁場を良くする磁場改良としては最適ですが、こうした残留波動を消磁(良くない波動を消すこと)するには、炭だけでは役不足です。
こうした残留波動を消磁するのに用いるのが、「水晶」であり、お清めと言えば、私たちにもっとも身近の「塩」なのです。
磁場を改良する「磁場改善の炭」と、残留波動を消磁する「水晶」と「天然塩」の三種に加え、さらに風水の埋め物である「十寶(じっぽう)」(下画像)などを埋設する土地浄化法を「氣場改良法」と称します。
「気場改良」のやり方ですが、戸建てで既存建物の場合は、基本的には敷地の四隅に穴を掘り、炭、塩、十寶、水晶玉の順に埋設し、最後に丁寧に土をかぶせます。
実際に「気場改良」をして成功している既存建物の実践例をご紹介しながら、より詳細にその手順をご説明していきましょう。
なお、新築建物の場合は基礎工事前に埋設工事を行います。
既存建物の場合は難しいのですが、ベストは建物太極部に当たる箇所に、直径1m深さ1mの穴を掘削し、さざれ状となった磁場改善用の炭を500L埋設し、さらに水晶玉や十寶などの風水鎮め物を埋設し、人工的に龍穴を造作します。
そしてその後、土地四隅にも埋設します。
ブログに事例の記事を掲載しておりますので、ブログカテゴリの「氣場改良」をクリックまたはタップしてご覧ください。