新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致しますm(__)m
新年最初の投稿は、掲題にあるごとく、「犬は排泄時に南北軸に沿って向く!?」という興味深い研究についてとなります。
このニュースは朝食中に見ていた、小倉智昭氏が司会を務めるフジテレビの朝の情報番組「特ダネ!」で紹介されていました。
この発表は、チェコとドイツの共同研究によるもので、結論から記すと、犬が自由に排泄するときには南北方向に体の軸を合わせることを好み、犬にもなんらかの体内コンパスが備わっているのではないかというものです。
研究者らは、自由に犬が動ける広々とした場所での排泄を調査対象とし、磁場は時々刻々と変化するため、磁場が比較的穏やかである時間帯での排泄記録を選択するために、ドイツにある地磁気観測所の磁場データを利用したそうです。
観察者には研究目的を知らせず、コンパスを手に犬が排泄を行うときの背骨の向きがどうなっているのかをひたすら2年間に渡り記録し続け、37犬種70頭の、1,893回の排便と5,582回の排尿の記録が観察されたとのことです。
その結果、犬は穏やかな磁場の環境のもとでは、南北軸に沿って排泄をするのを好むことが明らかにされました。そして、この南北軸に沿っての排泄行動は、不安定な磁場のときでは観察されなかったとのことです。
この研究により、犬が磁気を感じていることが初めて証明され、また、磁場の変動により行動を変化させていることも同時に明らかになったとの発表内容です。
詳しくは、dog actually犬を感じるブログメディアを参照下さい。
鳥や魚や昆虫類が持つ帰巣本能等の研究で、体内コンパスを所有しているのではないかと言われてきましたが、人類と最も長い付き合いのある犬にも、この体内コンパスが備わっているということは驚きと共に、納得のいく研究成果というのがウメサンの率直な感想です。
かくいうウメサンも、かつて大学の卒論では、マグロの回遊研究を行いましたが、磁気を感応する能力があるのではないかと当時から思っておりました。
神社仏閣の多くが、北坐南向であることは周知の事実でありますが、三元玄空地理においては、我々の居宅も、できるかぎり北坐南向の建物をお勧めしております。
八宅風水の本命卦は、人が生まれながらに持つ磁氣感応の傾向とされています。
本命卦は偽伝の何ものでもないとの見解もありますが、拙者の長年における風水鑑定の実践経験からして、あながち偽伝と決めつけて切り捨てることはできないというのが、正直なところです。
動物たちほどではなくとも、人も体内コンパスを脳内に持っているのではないでしょうか!?
本命卦はともかくとして、北枕で就寝したほうが安眠でき、健康的であるという見解がありますが、ウメサンもそのとおりだと思っています。かくいうウメサンも北枕で就寝しています(三元九星法的には、坐星9向星8)。
風水というものは、磁氣が人に与える影響があるという前提のもと、体系化された術ですが、磁場の影響は大変大きいというのが、長年風水師をしてきての実感です。
犬の行動からして当然、磁場は安定していたほうが良いことも感じますね。
そういう意味では、人はやはり、スチールを使用しない木造の低層住宅に居住するのがベターだと言えるでしょう。
とは言え、居住環境は益々高層化していく時代、高層階でも磁場が安定する環境造りを模索することも、今後風水に関わる立場として、携わって行けねばならないなと感じさせられたニュースでした。
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