今月は中旬を過ぎての最初の投稿となってしまいましたが、昨日10時頃にお参りした宇賀福神社に関して記事にさせていただきます。
昨日10時は、
2013年 癸巳
5月 丁巳
15日 辛巳
10時 癸巳
と、12年に二日、その二日のうち各々一刻(二時間)の計四時間しかチャンスがないという地支巳一氣でした。
昨年末、テレビ朝日の取材で、初詣にお薦めの神社を4社紹介することとなり、そのうちのひとつ、巳年にふさわしい神社として紹介させていただきました。(ほかの3社は、伊勢神宮、出雲大社、箱根神社)
宇賀福神社の正式名称は、「銭洗弁財天宇賀福神社」で、住所は鎌倉市佐助2-25-16、その由緒は次のとおりです。
源頼朝が、巳年である1185年(文治元年)の巳の月(旧暦4月)巳の日、夢に宇賀神(人頭蛇身の神様)が現れ、「西北の谷に湧き出す霊水で供養せよ!そうすれば天下泰平になるであろう!」というお告げを受けて、そのお告げどおりに佐助ヶ谷の岩壁に湧く霊水を見つけ、そこに洞を穿ち社を建てて宇賀神を祀ったのが始まりとされており、 同じく巳年の1257年(正嘉元年)に、北条時頼がこの霊水で銭を洗って一族繁栄を祈ったのが銭洗の始まりだと云われています。(上画像は、鳥居の横に設置されている案内板。クリックして拡大画像でお読みください。)
そうした経緯から、巳日に参詣すると最もご利益があるとされてきましたが、今回参詣させていただいた時は、
年月日時すべてが巳で揃う地支一氣ゆえ、そのご利益も大きいことが期待できるのです!
今回、巳年生まれであるウメサンの父と、同じく巳年生まれである家内の母を連れて、家内と四人で参詣させていただきました。
巳刻(鎌倉の地方時間では8:42~10:41)に参詣できるように、横浜の実家で父を迎えに行くことも考慮し、桶川の自宅を6時に車で出発しました。現地には9:50頃に到着することができ、鳥居をくぐってトンネルを通り、社務所にて、ろうそくとお線香とざるを購入(1セット100円)しました。
ざるの中に持参した紙幣と小銭を入れ、燭台と線香台に各々着火したものを立てた後、金銭を入れたざるを持って本殿、さらに洞窟内にある奥之院にて参詣しました。
最後に洞窟奥に湧いている霊水を柄杓を使って、ざる内にある紙幣と小銭にかけて〝銭洗い”させていただきました。
こうした天時を得たときに、巳年生まれの父と義母と共に訪れ、そして二人の今後の健勝を祈願させてもらうことができ、親不孝者のウメサンではありますが、少しは親孝行できたかなと感謝しています。
その後、宇賀福神社から西南方位2kmほどの近くにある鶴岡八幡宮にも参詣させていただき、鎌倉市内で昼食をとり、ウメサンの祖父母と母が眠る日野公園墓地へ向かいました。
当日の天気予報は、午後から雨が降るとのことでしたが、見事に大外れで、午後も五月晴れの空の下、四人で墓参をさせていただき、横浜の実家で夕食を共にして、深夜になりましたが、無事帰宅させていただきました。
最後に恐縮ではありますが、申年申日申時生まれのウメサンにとっても、申巳の支合が4×3となる吉日時でして、天運をいただいて、今後ますます一所懸命にがんばる決意をいただけた吉日でした。
追伸)
2013年5月27日8:42~10:41も地支巳一氣となります。ご都合つけば、ぜひ宇賀福神のご利益をいただきに参詣してみてください。
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