四柱推命学・算命学 易占

2012年2/4立春に易を立てました

寒中お見舞い申し上げます。
日本海側においては、寒中というより雪中見舞いですね…。今年の寒波は半端でないですね。
日本海側に比すれば序の口もいいところでしょうが、ウメサンの住む埼玉県桶川市においても、ここのところ早朝は氷点下となり、朝蛇口をひねってもお湯がでません(苦笑)。ようやく太陽南中近くの11時過ぎになって、給湯器から蛇口間の管内に凍った氷がとけてお湯が出るという状況が数日続いています。
お寒いのは天候だけでなく、パナソニックやソニーと云った、今まで大きな営業利益をあげてきた大手企業ですら、今年度の決算は史上最大の赤字を記録することが明白になったとのこと、日本国内はまさに冷え込んでますね。
しかし去らない冬はありません!
そうです!2/4立春を過ぎ、いよいよ2012年六白壬辰、黒龍の年を迎えました!!
ぜひ龍運に乗って、喜び多き一年としたいですね。
龍運に乗るにはどうしたらよいか!?
風水学的には旺氣を招き、衰氣を防ぎ遠ざけるべく、陰宅と陽宅を整えることが必要となりますが、運勢学的には、
1)個々人に天より賦与された宿命的バイオリズムのうち2012年がどのような1年間であるかを知り、それを受け入れ利用する。
2)天(創造主)に尋ねて、今年一年の指針をいただく。
という2点が重要だとウメサンは捉えています。
1)はウメサンの場合、生年月日時の八字干支から判断しますが、ウメサンにとって壬辰年は、申-子-辰の三合水局が形成される一年で、精神的に異次元融合する暗示のある年です。
まだまだ立命学追究の途上にあるウメサンですが、精神的により高みにあがることができる年となれるチャンスと考え、がんばりたいと思っています。
2)に関しては、毎年立春に易を立てて、天啓をいただくこととしております。
今年も擲銭により、周易にて立てました。
2012年 身命占(周易)結果は、
本卦『水雷屯』
初爻と五爻が変爻して、
之卦『坤為地』
でした。

本卦『水雷屯』の卦辞
上卦『坎』が雲と雨、下卦『震』が雷を表し、天を暗黒の雷雲が覆い、雷光が天を切り裂き、雷鳴は地に轟き、天地が初めて味わう産みの苦しみを象徴するので、『屯』と命名。
物の初めでまだ何事もととのわぬ時である。例えば土中の種子が芽ぐんで、地上に伸び出ようとして悩んでいる形である。
志は正しくとも力が足らぬ時であるから、進んで事をするよりも、止まって時機の至るのを待つのがよろしい。
辛抱していれば、今は難儀でも後に必ず幸運になる。
人に親切をつくす気さえあれば、目上の人に引き立てられる。又目下の者を取り立ててやれば、それが自分のために大変役に立つという時である。

五爻の爻辞
陽剛が中正を得ているが、険難(坎)の真っ只中にあり、小事であれば、徐々に整理しつつ事にあたれば吉。
しかし大事に固執して無理強いをすると、転覆の危険があり凶。

之卦『坤為地』の卦辞
全ての爻が陰爻で、天を表象する乾の後の二番目に置かれ、地を表象する。
天である乾と地である坤が相俟って万物が生成される。
人に従ってゆくのに良き運勢で、先立って事をせずによき指導者や上長を得て従順にするがよい。
又、利に迷わず、人のために労して、やがて後に良き報いを受ける。
すべて静かに退き守るがよろしく、他の命令を受けたり、使われたりする地位に就くのが却ってよい。
しかし何事も遅れがちで、急速にはゆかない。
例えば畑の土を耕すように、今日の苦労が直ちに効果をあげないが、その勤怠が後の収穫に重大な原因となるのである。
なかなか骨の折れる時であるが、骨折りがいがあって後には必ず吉。

拙者の八字と、この易占結果より、一年通じて、進んで積極的に事を始めるのではなく、何事を為すにもよく天に尋ね求め(※)、老師や上長の指導を受けて、地道にコツコツと忍耐して努力すべし!さすれば来年飛躍する土壌、土台を築くことができる!!
と、悟らせていただきました。
現在陽明学を林田明大先生より学んでおりますが、益々力を入れて師事していかねばと感じさせられました。
そして風水師としては、今まで風水鑑定は陽宅を中心に行ってきましたが、之卦はオール陰の『坤為地』で、いよいよ陰宅に本腰を入れて風水鑑定を行うべし!という天啓をも受け止めた次第です。
そのためにも初心に帰って、三元玄空地理第4代伝人の劉老師、三元玄術研究社日本分會の顧問である小川先生に陰宅風水の再教授を求め、真摯にひとつひとつの鑑定をこなしていきたいと決意できました。
そして立命塾門人の皆様との交流をもっともっと深めることのできる年にしたいと思っています。

今年もよろしくお願い致します。

                『伏龍鳳雛』

2012年2/4立春
                             立命塾塾頭 三元玄空風水師 楳山天心 九拝

註)
※天に尋ね求める; 具体的には天(神、サムシンググレート、創造主)に、易を立てて天啓をいただいたり、瞑想したり、禅を組んだり、祈ることですが、陽明学では心中にある『良知』に従いアクションすること。良知とは、神性や仏性のこと。
 

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