9/18(日)に、『2012年強運をつかむ風水セミナー』(一般社団法人 国際・風水協会主催)を、浅草公会堂の会議室にて、予定通り催行させていただきましたので、ご報告します。
今回も、12時~14時、15時~17時の2ラウンド行いましたが、受講料5,250円という、決して安価ではないセミナーにもかかわらず、どちらも定員60名以上来場いただきましたので、この場を借りて御礼申し上げます。
今年は大震災や原発事故という未曽有の災害による国難がありましたし、また来年は12年に1度の龍年、さらに2012年はマヤ暦最後の年などの関心事も重なり、2012年への期待と不安が交錯した関心度がとっても高まり、今回の盛況に反映したと感じました。
いつも、
・今年を振り返って(前年末の予測に対する検証)
・来年の予測
・来年度強運をつかむ風水術(運気別)
・強運をつかむ3種の風水アイテム
・来年上半期の吉日時(玄空大卦擇日法による)
というカリキュラムでお話しさせていただいていますが、今回は龍年ということで、「龍学」に時間を多く割くべく、いきなり「来年の予測」から入りました。
11/30のブログにて、「2011年を振り返って」前年度に行った予測との検証内容を投稿させていただきましたが、今回は「2012年の予測」について、投稿させていただきます。
2012年の予測
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さて、前置きはこのくらいにして、いよいよ二〇一二年(平成二十四年)の運勢の予測に入ろう。
先ずは九星からだが、平成二十四年は「六白」の年で、六白には『天』『父』『神仏』『政府』『政治』『大国』『大企業』『援助』等の象意を持つ。
9年前の六白中宮の年2003年は、米英両国のイラク侵攻、フセイン大統領拘束、米国の宇宙船「コロンビア号」空中爆発事故、りそなHDへ約2兆円の公的資金注入、中国初の友人宇宙ロケット「神舟5号」打ち上げ成功、「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞受賞、故マザー・テレサがカトリック教会の福者に列福、小泉政権下の衆院選挙で与党絶対安定多数獲得の大勝利、阪神18年ぶりのセ・リーグ優勝等が、主な重大ニュースであったが、『大国』である米国を中心とした対テロ戦争の一環としてのイラク戦争、『神』が名称についた組織や作品の活躍、『天』におけるシャトル事故やロケット打ち上げ成功、時の『政府』小泉政権の絶大的な人気、巨額公的資金の『援助』等、六白の象意が具現化していることがわかる。
本年も、『天』に関わる現象としては、2011年、アトランティス号打ち上げ成功を最後に、スペースシャトル30年の歴史に幕を閉じたが、2012年は米国NASAをはじめとした国家主導の有人宇宙飛行時代から、民間による有人宇宙飛行時代にいよいよ突入するだろう。米国NASAが注意を喚起している太陽のスーパー磁気嵐による影響が懸念される。また、米露の『大国』をはじめ、主要国で大統領選挙が行われるという転換の年である。国内においては、東日本大震災被災地への資金『援助』として、3兆円超の復興費が捻出される見通しである。
また、七赤に歳破と暗五黄(暗剣殺)がつくため、2011年に引き続き『口舌』による責任問題、『公金流用(横領)』『情報漏洩』に注意しなければならない。また金融業界も低迷が続くだろう。九紫は変化の象意を持つ艮宮(東北)に入るため、出版業界は紙媒体から電子出版へ大きく方向転換をなすであろう。また二黒は坎宮に同会するので、経済はまだまだ低迷、さらに震災復興費捻出のため、トータル的には国民の納税額が増え、庶民の生活は大方厳しくなるであろう。
こう見ると、どうしようもなく暗い世相を感じるが、大地、母、勤労、努力、家庭等の意味をもつ二黒が三合の中心にくるので、家庭内でも職場でも、コツコツと忍耐し地味にがんばることで、上司の引き立てや昇進昇給に預かったり、家庭内や夫婦間に慶事があるであろう。
ここまでは凶意を中心に予測してみたが、ここからは吉運、強運をつかむコツを中心に説明することとする。
さて、九星年盤からの予測はこのくらいにして、干支の暗示に移ることとする。
2012年の干支は、『壬辰(みずのえ・たつ』である。壬は妊や任の字に通じ、「はらむ、責任を負う、まかされる」という意味があり、一方辰は、振や震に通じ、「振動する、震える」という意味があり、合わせて「新たな時代に向けて、胎動する年」であり、「そうした変動のときでも、ゆるぎない責任感を持って事にあたるべし!」という暗示、天啓を得ることができる。
また、辰年は十二支で唯一神獣である『龍』の年として特別視、神聖視されており、風水の本場中国においては出生率が一段と高いのだが、これは龍年生まれは強運とされ、龍年生まれの子を持ちたいという親の願望の現われなのである。
そして2012年は壬辰年、すなわち壬龍年である。龍を孕む、すなわち、身体そして屋内を龍氣で満たすことができる年であり、龍氣で満たすことにより強運を得て、あなたの中に孕んでいる(持っている)潜在能力が発揮され、願望を成就することができる年になるということだ。
また、前述したように2012年は九星の『六白』が司る年でもあるが、六白は八卦の「乾」に当たり、易経は陰陽の6爻で表された64種類の易卦の解説書であるが、唯一「乾(乾為天」だけが、6爻全て龍に喩えて説明されているのだ。まさに2012年は龍の年なのである。(ちなみに六白と辰が重なる年は36年に1度、六白と壬辰が重なる年ともなると、なんと180年に一度しかない。)
それではいよいよ、心身と屋内を龍氣で満たし、六白+壬辰の龍運に乗って、強運をつかむための三種の神器ならぬ三種の風水アイテムをご紹介しよう!
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(次回に続く!)
次回は、六白、壬辰年にふさわしい三種の龍アイテムをご紹介させていただきます。
追伸)
2011年12/17、北朝鮮の金正日総書記が、急性心筋梗塞のため逝去されました。まだ69歳という若さでしたが、ご冥福をお祈りします。
ウメサンは昨年から、セミナー等でことあるごとに、マヤ暦最後の年である2012年について、運勢学的観点から人類滅亡ではなく、朝鮮半島の統一がなされ、東アジアを中心とした新たな時代の幕開けの年になるという、ウメサンの私見を述べさせて頂いてきました。
ポールシフト、スーパーフレア、火山噴火等による地球規模の天災、彗星衝突等、数年前から様々な憶測、予測がなされ、人類滅亡に至るというような予言、予測がなされ、映画やテレビの特番などでも取り上げられてきました。
また人類が高次元に昇華するというアセンションが起こるという説もあります。
ウメサンの見解としましては、後者に近い予測です。今年起こった東日本大震災、原発事故はじめ、国内外に多発した天災・人災は、人類が通過せざるを得ない天的な大試練であり、事実多くの犠牲を強いられましたが、人間として生まれた者であれば、誰しもの心の中にある神性(陽明学では良知)に目覚めるきっかけとなり、より公的な精神性が発露しつつある人々が、共時性をもって現れていることを感じます。
ですから人類滅亡ではなく、新たな人類の出発の年となることを感じます。
おそらく、国際的、歴史的な大きな出来事として、金正日総書記の逝去、そして正恩氏への世襲が、その大きなきっかけとなり、米ソ冷戦の痕跡として最後に残された、同一民族が60年間も2つに分断され続けてきた朝鮮半島の統一がなされるか、またはその方向へ大きく前進するのではないでしょうか!?どのような経緯を辿るかは気になるところですが・・・。
易経『乾為天』に、「…時乗六龍、以御天。…」(…時に適った龍に乗れば、天を馳せることができる。…)とありますが、2012年龍年、そんな人類歴史上、大きな転換期となる年の時流(龍運)に乗り遅れることがない私たちでありたいと思います。
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