師走を迎えまして、その名のごとくなかなかデスクワークに勤しむ場がなく、12月初めての投稿となってしまいました。
今朝の読売新聞第一面に、ヒッグス粒子(1964年に英国の物理学者ヒッグス博士がその存在を予測したため、こう名づけられた)の存在が99,8%の確率で存在すると掲載されていました。
ヒッグス粒子は別名“神の粒子”と呼ばれ、物理学者が40年あまりに渡り探し続けてきた粒子で、実証されれば、素粒子に質量をもたらした起源、さらには宇宙の生成過程解明につながる重要な発見とのことです。
残念ながらウメサンは、理系大学に進学したと言えども、高校時代から物理学は苦手でして、新聞に掲載されていた解説を読んでも、なかなかすっきりと理解できなかったのですが、新聞記事を何回か読み直し、さらにネット検索しまくって、ようやく少し理解できました。と言っても、中学生レベルですが…(苦笑)。
それにしても、20世紀初頭までは、物質の最小単位は原子だと考えられていたのに、わずか100年間ほどの間に、ラザフォードにより原子核が発見されことを端に、その後原子核は陽子、中性子で構成されていることが発見され、さらにクォーク、レプトン、ニュートリノ、ゲージ粒子等の素粒子が次々に発見され、ついに素粒子に質量をもたらすヒッグス粒子の発見に至ろうとしているとのことです。この短期間における現代物理学の進歩には驚かされるばかりです。
それにしても、我々人間を含め、万物は全て質量をもっているのですが、恥ずかしながらウメサンは、なぜ万物は質量をもっているのかまでは考えたことがなく、今回初めてそうした根本的な疑問について考えさせられました。
137億年前に起こったビッグバン直後は、素粒子も質量を持たない光子と同じ光速で自由に宇宙を飛び回ることができたが、宇宙の温度が急激に下がったため、真空状態だった宇宙空間に突然と『ヒッグス粒子』の海で満たされるという相転移が起き、このヒッグス粒子との相互作用により抵抗を受けた素粒子は質量を持つに至り、光速以下の飛行速度になったというのが、標準物理学における一般的な予測でしたが、まさにそれを立証する大発見となるようです。
質量を持つ万物は重力を生じるのですが、ヒッグス粒子の後はきっと、今だ未発見の重力子(重力を媒介する粒子)の発見もなされ、質量と重力の関係の解明も遠くない将来に期待できると感じました。
時の経過と共に科学技術も格段と発展進歩し、マクロそしてミクロの世界が益々解明されていく中、物質の基本(最小)単位に関する興味深い理論として、『超弦理論』があります。
物質の基本的単位を大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であり、粒子は弦の振動であると考える弦理論に、超対称性という考えを加え拡張した『超弦理論』は、まだまだ仮説の域を脱しないようですが、粒子を振動と捉えるこの超弦理論をもとにすれば、あらゆる物は固有の振動を持ち、そしてその振動は波動として伝搬されるということです。
そして、風水で取り上げる生氣や様々な煞氣の存在とそれらが人に及ぼす影響、そして化煞アイテムの効用があることも納得できるウメサンです。
この超弦理論に基づく波動については、船井幸雄氏の著作『波動で上手に生きる』(サンマーク出版)に、素人でもわかりやすく書かれていますので、興味ある方は下記よりアクセスし、購読してみてください。
なお、拙者のHPのサイト『氣とは何か』でも、この本から引用して、氣に対するウメサンの見解を掲載していますので、お立ち寄りいただけますと幸甚です。
2012年マヤ暦最後の年、人類滅亡、アセンション等、様々な憶測がなされていますが、宇宙、世の中のしくみが明らかにされてくる中、霊現象や霊界の存在、そして風水を含めた様々な不思議現象、さらには神(創造主、Something Great)の存在が、科学的にも解明される時代に突入したんだと、本日ますます実感させられたと共に、わくわく感を抱かせていただいたウメサンです。
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