本日午後5時より、プロ野球のドラフト会議が行われます。
そこで生まれながらの巨人ファンであるウメサンは、
「巨人は菅野投手の交渉権を獲得できるか!?」という占的にて、断易で断じてみました。
占断時 2011年10月27日
辛卯年 戊戌月 乙卯日
本卦 雷地豫の三爻変
之卦 雷山小過
宮卦 「震」木
空亡 子丑
断曰
用神(巨人)である応爻は四爻の「午」
菅野投手は、妻財爻の上爻「戌」と初爻「未」
巨人「午」は日辰「卯」より生じ、まずまず強い。
ライバル球団は兄弟爻の三爻「卯」で、月建「戌」と合、日辰「卯」と日併で、また動爻ゆえ、とても強い。
しかし、この動爻「卯」は巨人である「午」を生じ、さらに「午」に化しているため、巨人を強くフォローする働きとなる。
菅野投手を意味する妻財爻の上爻は、月建と月併、日辰と合で強い。
また巨人「午」には子孫が付いており、原監督にとって、血縁関係では甥、野球では子供の如く面倒を見てきた菅野投手との強烈な結びつきを表している。
よって、巨人の一本釣り、単独指名での交渉権獲得となる。
以上のように断じましたが、果たして・・・?
ドラフト会議の結果後に、また補足させていただきます。
補足(ドラフト会議1位交渉権確定後)
残念ながら効験せず・・・。
原因は、
・たぶんに占者の願望が入りすぎての擲銭(3枚の乾隆帝古銭による)で、出された卦自体が正しくない
・判断の間違い
のどちらかですが、
後者だとして検証し直してみました。
再度確認したところ、本卦「雷地豫」は六合卦でした。六合卦というのは、初爻-4爻、2爻-5爻、3爻-上爻が支合関係にある卦のことを言い、判断法は流派や占者により、分かれるところです。
一般的には吉ととらえるのですが、ライバル球団である動爻の三爻「卯」と、菅野投手を意味する上爻「戌」が支合で、強い結びつきがあることを示しています。
巨人の4爻「午」も、初爻「未」(これも妻財)と支合ですが、静爻「午」より動爻「卯」のほうがはるかに強く、ライバル球団との結びつきのほうが、もともと強かったとみることができますね・・・。
結果論ですが、この3爻「卯」は動いて「午」に化します。巨人を表す「午」が二回現れるということは、2度の指名があるということだったのでしょう。巨人は外れ1位指名の松本竜也投手も、横浜と抽選となりましたが、今度は交渉権を得ています。
ライバル球団(結果として日本ハム)は上爻の戌と支合、巨人は初爻の未と支合、現時点で評価の高い菅野投手が上爻を表し、まだ高校生で伸びしろのある松本投手が初爻を表しているとみることができ、宿命的に、菅野投手は巨人以外の球団(結果として日本ハム)、巨人は松本投手と目に見えない糸で結ばれていたといいうことを暗示しているのではと思います。
なお、占者は無の境地でなければならず、たぶんに強い願望が入っていた可能性が高い、前者の擲銭結果自体が天啓でないということが原因の可能性もありますが、こうして願望抜きで冷静に判断すると、だされた卦の中に、深い、そして具体的な暗示が託されていることを、改めて痛感したしだいです。
断易は偉大なり!
しかしウメサンはまだまだ未熟なり!!
大いに反省させられました。
最後に相当ショックであろう菅野投手が、ドラフトの結果を天命として受け入れ、進路をじっくりと考慮し、最善の道を選択することを祈ります。
日本ハムに入団するのか、拒否してメジャー挑戦するのか、それとも浪人してあくまで巨人入団を願うのか・・・。
それにしても今夜は悲哀で眠れない夜となる菅野投手のために、せめて祈りたいと思います。
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