6/22の夏至に行った風水鑑定のレポートを投稿するつもりでしたが、昨日まで3日間関東では、猛暑日が続き、投稿する気合が入らず、今日になってしまいました。
取り分け昨日は、熊谷にて39,8度という、気象庁観測史上、6月としては最高気温を記録してしまいました。拙宅のある桶川市は、熊谷から20kmほどの距離しかなく、最高39度は超えていたと思われます。
節電のためエアコンは点けず、郵便局でもらったうちわであおぎ、首に巻いタオルで汗をふきつつ、なんとか擇日鑑定書と間接の図面鑑定は行いましたが、ブログ投稿までの気力は残りませんでした。
本日は打って変わって、最高気温も30度を下回り、ブログを入力している今は20度ほどと涼しいくらいで、ようやく一昨日の風水鑑定をレポートする気になりました。何事もそうですが、辛さの極を体験、体感すると、ふだん当たり前としか思っていない通常の状態のありがたみを感じることができますね。
今回の未曾有の大震災後、被災者の方々には申し訳ないことですが、誰しもが恐らく実感しただろう、普通の生活ができるありがたみを忘れないようにしたいものです。
前置きはこのくらいにして、風水鑑定レポートに入ります。
4年前に新築の風水鑑定と氣場改良工事を行わせていただいたH様より、元倉庫を剣道場にするためのリフォームをするので、風水鑑定してほしいというご依頼いただき、6/22の夏至の日に、出張鑑定させていただきました。
この倉庫は、H様が4年前に不動産屋から懇願されて購入された、200坪くらいはある広い倉庫で、元々は靴屋さんが使用していたということですが、もう10年近く空き倉庫となっていました。
ゆくゆくは解体し、福祉施設を築く予定で購入されたそうですが、まだしばらく先の構想です。
それまで寝かしておくのももったいないので、テナントを募集している矢先に、今回の大震災が起こりました。
H様は会社経営の傍ら、、長年剣道も習っておられるのですが、剣道場として使用させていただいていた学校の体育館が、今回の大震災後の電力不足による節電対策で、夜の使用が禁止となり、使用できなくなったのです。
そこでH様は、この空き倉庫をリフォームして、剣道場にすることを思いつきました。師範の先生も他の生徒たちも、大いに喜ばれているということですが、工事費は全てH様が負担されるとのこと、その太っ腹さ、奉仕精神には、ただただ頭が下がります。
倉庫には4箇所も氣口(出入り口)がありました。各氣口での下盤結果は次のとおりです。
(数字は下記図面参照)
①酉坐卯向
②亥坐巳向
③寅坐申向
④甲坐庚向
ちなみに、2m以上建物から離れての下盤法では、寅-申または亥-巳のライン上に坐向は乗りますので、①と④は、かなり鉄骨等の帯磁建材などによる影響を受けていることがわかります。
H様の当初の計画としては、①を玄関とする意向でしたが、これは即座にやめるよう、お伝えしました。
この坐向ですと、2011年辛卯年は坐(酉)に歳破、三煞が回座するため、一切の修造改築はタブーゆえです。
次に候補からはずされたのは④です。④ですと、2011年は坐に五黄が座るし、氣口に坐5向2がくることになってしまうからです。
残るは②か③ですが、図面下部の事務所スペースは貸事務所として、某会社が7月より使用するとのことで、そうなると③を出入りに使用されるとのことです。
②だけを氣口として使用するのであれば、氣口の向星は最旺の8(八白)となりますが、③をテナントが使用するとなれば、③が坐向を定める総氣口となります。
この場合寅坐申向となりますが、氣口③は坐8向2、氣口②は坐1向4となります。
結論として下記のアドバイスを致しました。なお氣口に関してのみ記します。氣口以外、特に剣道場で重要とされる、神棚を祀る床の間をはじめ、いくつかの風水アドバイスをしていますが、ここでは省略させていただきます。
1)出入り口の①④は完全にCLOSEし、一切使用しない。
2)H様はじめ、道場の関係者は氣口②を出入りに使用する。
3)氣口③の戸には、銅鈴を取り付け、開閉の度に音が鳴るようにする。さらに出入り口そばにボンボン時計を設置する。(この化煞は借りるテナントさんのため)
4)道場の出入り口にも銅鈴を取り付け、開閉の度に音が鳴るようにする。
開所は玄空大卦擇日による10月吉日の予定です。
倉庫部分の床は全面フローリングし、男女更衣室を設け、壁には鉄骨を切断して大きな窓を2箇所ほど設けるという、かなりのリフォームゆえ、かなりの工事費が嵩みますが、すべてH様が負担されるとのこと、こうした地域のための奉仕、投資は、必ずやH様の徳となって、H様の事業、H家の発展繁栄に返ってくると確信しました。
追伸)
なおベストな風水リフォームは、③の氣口向きを振ることですが、借りるテナントさんが運送事業ゆえ、前にトラックを停車するため、出入り口を突出させることは不可能とのことで、断念しました。
もうひとつの方法は、坐となる酉方位より歳破と三煞が過ぎる2012年2/4以降、①の氣口を玄関としてリフォームすることですが、先ずは年内のリフォームをしっかりと行うこととしました。
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