風水学 風水鑑定 風水工法

~2010.8.1 15:12~17:11 A市にある名家の玄関坐向変換工事を行いました(前編)~

暑中お見舞い申し上げます。
大変ごぶさたしてしまい、申し訳ありませんでした。
7月は6月に引き続き、出張鑑定、玄関工事等の風水リフォーム、風水講座が連日続き、さらに私事も重なって、おかげさまで大変多用な日々を過ごさせていただきました。
その代償が、ブログのごぶさたとなってしまいまして、大変申し訳ありませんでした。重ねてお詫び申し上げますm(__ __)m

8月最初の投稿は、1日に行わせていただいた玄関坐向変換工事を取り上げさせていただきます。今回はその前編です。
今回は、立命塾塾生であり、(社)国際・風水協会認定の化サツ風水師でもある源修徳先生のお客様のS様です。7/3に出張鑑定に伺いました。
S家はA市の中でも名家で、なんと築87年という旧家にお住まいです。今まで数多くの風水鑑定を行ってきましたが、築87年、すなわち三元九運で第3運の家というのは初めてでした。
S邸柱に刻された上棟式年月実際太い棟木には、「大正十二癸亥年上棟」と記されており、感動しました。5年ほど前に、築70年以上の第4運の家屋が、私の鑑定歴で最も古い家屋でしたが、今回、源先生のご縁により、更新となりました。
玄関にて下盤すると辛坐乙向でした。
総氣口である玄関の向星は3(三碧)で、新築当時は令星ゆえ旺氣でしたが、第4運に入ってからは衰氣となり、人間関係のトラブルを招きやすい凶意を持つ氣です。

第3運 辛坐乙向しかし最も問題なのは、西北~北~東北にかけて、用水路から引き入れた流水を利用した池と水路が庭内にあることです。
西北~北~東北の向星を追うと、9⇒5⇒7で、さらに火生土生金の相生関係となっているため、(廉貞)ないし七赤(破軍)の凶意を増幅せしめてしまってることです。
この凶現象としては、急な予期せぬ災厄、口舌、泥棒、詐欺などを招きやすいのですが、まさにそのとおりの悪い事が立て続けでした。あまりに純粋で人の良いS家の人々に対し、悪が徒党を組んで攻め続けてきたような近年だったようです。
北方位にある池(来水を閉鎖中)池の水が流れ出る北~東北への水路(閉鎖中)このことをお話しするとS様は、すぐに用水路からの流水を閉門し、池を渇水させました。その行動力には頭が下がります。少なくとも今までの凶現象はかなり緩和されるでしょう。
(左は、渇水させた池と庭園内の水路)
この化サツないし化解をどうするか、宅運刷新ないし坐向を変換するのが最良なのですが、総氣口である玄関そして池と水路に吉星がくるような風水工事をどうするか、源先生となんだかんだ2時間ほど考慮したでしょうか。
第3運 戌坐辰向そして最終的な決断としては、坐向を戌坐辰向に変換することでした。
こうすることにより、玄関の向星は4(四緑)、西北~北~東北の池~水路の向星は、1⇒6⇒8という吉星がならぶことになり、S家に繁栄をもたらしてくれる財氣、旺氣を取り入れることができるのです。
この日はここまでを説明し、玄関坐向変換工事をお勧めしました。
その後S様から快諾のご連絡を源先生が賜り、いよいよ玄関坐向変換工事を敢行することとなるのです。
後編へと続く!!

註)宅運盤各宮の上段は坐星と向星、中段は運星、下段は本年の九星

追伸)
馬来西亜陰宅風水実習旅行記がまだ途中です。すみませんm(__ __)m
合間合間に投稿したく思っていますので、気長にお待ちいただけると幸甚です。

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