風水学 風水工法

~着工前の新築建物に対する向首面(建物玄関面)の標識設置(福井県M郡T邸)~

今月初めての投稿です。今月に入って、休みなく、出張鑑定や坐向変換工事、氣場改良工事、そしてセミナー、鑑定会が続き、気がつけば二週間以上のごぶさたとなってしまいました。大変スミマセンm(__ __)m
出張鑑定は、山口県⇒青森県⇒福井県と、まさに西に東に奔走させていただきました。どの出張も実りのある、また気付きもいただけた内容濃い出張だったのですが、折を見て、記事にしたいと思っています。
マレーシアの陰宅風水旅行記も、まだ途中なのですが、今回は、福井県での出張鑑定レポートを、間に挟ませていただきます。

T邸敷地(標識線設定前)先月中旬に、T様より新築設計段階での風水鑑定のご依頼をいただき、(社)国際・風水協会の青山先生と二人で、福井県M郡へ出張しました。
先ず敷地と回りの外環境を拝見し、その後、施主のT様と、設計図面を元にして、打ち合わせをしました。
敷地はほぼ長方形で、200坪ほどの広さがありましたが、敷地線に沿って家を建てると、かなり乾宮との境界線に近い「壬坐丙向」となります。空亡は絶対避けたいので、当然数度、建物を振り、坐向を東偏させることとなります。
第8運 癸山丁向
どのくらい振るかですが、西南~西~西北に道路が走っていることを鑑み、さらに氣口である玄関が旺氣となる八白を取り入れられるようにするため、「子坐午向」または「癸坐丁向」にすべきことを提案しました。

T邸敷地から臨む三叉路ここで問題というか重要な外環境が、西北西にある三叉路でした。
郊外ではありますが、近くに観光名所もあることから、結構交通量のある三叉路で、「子坐午向」または「癸坐丁向」にすると、西北乾宮の挨星は52となります。敷地より羅盤で測定すると、西兌宮方位には辛うじて入っているのですが、風水鑑定においてははっきりさせるのがよいため、そこで思い切って30度ほど振り、「癸坐丁向」とすることとしました。そうすることにより、三叉路から玄関への氣の流れは、1⇒6⇒8という、理想的な流れとなります。
標識線設定のため下盤中のウメヤマ何度か設計士さんとメール、FAXでやり取りをして、ファイナルの基本設計プランができましたので、6/11に再度出張し、設計施工会社の(有)鳥居建築さんのヘルプをいただきながら、建物向きを定めるための標識線を設定しました。
前もって鳥居建築さんに杭を二本準備いただきました。ウメサンが羅盤で下盤しながら杭を打って、杭にたこ糸線を張り、向首面(建物玄関面)の標識線としました。
今まで数え切れないほど、設計士さんや施工会社の方とお会いしてきましたが、中には露骨に嫌な顔をされる方もおられました(苦笑)
T邸敷地(標識線設定後)しかし今回の鳥居建築さんは、鳥居社長直々においで下さり、嫌な顔ひとつされずに杭打ちまでお手伝いいただき、大変感銘しました。この場を通して、鳥居正晴社長と鳥居功主任に感謝申し上げます。
今後、玄空大卦擇日の吉日時に地鎮祭を行い、直後に氣場改良工事も行う予定ですが、数ヵ月後には、天地人三才の旺氣が揃う、すばらしい住居が完成すると確信しています。

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