馬来西亜編

~馬来西亜(マレーシア)陰宅風水実習旅行記2の2(2010.4.28 第二日目後編)~

馬来西亜(マレーシア)陰宅風水実習旅行記 第二日目の後編です。

12時過ぎ クアラルンプールを後にして、いざマラッカへ!
28 途中のサービスエリアにてクアラルンプールからマラッカまでは、200km以上の長距離移動となりました。高速道路に入り、途中、日本で言うサービスエリアに入り、トイレ休憩を済ませました。マレー語や中国語が画かれた屋台風の店も何件か出ており、南国の風情を感じることができました。
その後の記憶はなく、どうやらぐっすりと車内で寝てしまったようです。

14:15頃 マラッカの中央風水学院到着!
クアラルンプールを出発して約2時間で、マラッカにある中央風水学院に到着しました。3時間かかると聞いていましたが、思ったほど高速道路の渋滞も無く、スムースだったようです。(なにせ寝ていたので、後から聞いた話デスm(__ __)m)到着すると、予め劉老師とご夫妻が玄関外に出ておられ、笑顔で迎えてくださいました。
28 劉老師よりモスキート捕獲器使用法を聞く到着後、先ず荷物を宿舎の部屋に移動しました。学院の奥には宿舎もあり、テラスハウス風の二階建てで、twin room 4部屋ありました。
部屋に入ると、鍵、電気のスイッチやトイレ、シャワー室、お湯の出し方など、老師自ら細かく教えてくださいました。極めつけは、モスキート(蚊)取り器の説明です。ラケット型になっていて、表面は網目状になっており、スイッチを入れると網目の中の電熱線が熱くなる仕掛けとなっていました。蚊がいたら、ラケットで玉を打つように振り、捕まえるのだそうです。さすが熱帯、モスキート対策用の器機開発がされているんだと感心しました。
28 劉老師とウメサン3荷物を部屋に置いた後は、吹抜け部分にあるリビングにて、奥様が入れてくださったチャイニーズティーを飲みながら、劉老師を囲んでしばし談笑しました。
劉老師はとても高音のお声の持ち主で、500m離れていてもわかるというほど、大きくそしてよく通る声をされていました。例えますと、ジャパネットたかたの高田社長の声質ととてもよく似ています。お顔はよく日焼けされており、一見するとマレー人のようですが、中国海南島出身のれっきとした中国人です。(※1)学院は、昨年にクアラルンプールよりマラッカに移転したそうでして、なんとこの建物は世界遺産(※2)のひとつだそうです!そしてナント!築150年ということですが、屋内はリフォームされているということもあり、そんな古い建物には見えませんでした。
28 歴代伝人写真と劉老師似顔絵
壁等は少し塗り替えられているようですが、世界遺産ということで、大きな改築はできず、支柱は昔のままだそうです。150年も持っている理由はわかりますか?と劉老師より聞かれましたが、誰もわかりませんでした。
劉老師からの回答は、なんと支柱は白檀の木だそうです。実際材木の匂いを嗅がせていただきましたが、まさしく白檀でした!!
3mほどの材木1本で、うん万円の価値があるとか・・・。(上から4番目の画像;談氏三元玄空地理歴代伝人の写真と、一番右は学院の学生が画いた劉老師の似顔絵が学院の壁に掛けられている。天井に並んでいる支柱の建材は白檀。左下に写っているのは伍源徳先生)
28 中央風水学院1階の5つの飛び石昨年劉老師がこの建物を学院として購入されたそうですが、十分元が取れる!とジョークでおっしゃっていました。
建物は京都の家屋のように、奥行きのある長屋風となっており、間口は5mほど、奥行きは約50mあるとのことです。所謂、鰻の寝床式で、一般的には凶相とされますが、そこは劉老師、しっかりと化サツは施されていました。
奥行きがあるとは言っても、途中は完全に吹抜けており、吹抜け部分には池が設けられ、池の横の通路部分には、長方形の小さな池が造られ、その中央には5つの飛び石が並んでいました。玄関より入ってくると、自然とこの飛び石で進むスピードがゆるまるのですが、これは直線的な槍サツを防ぐためだということです。そして5数というのは、五行を意味しているのだということです。一同「なるほど!」と感心してしましました!!(池には数十尾のめだか?がいました。上から5番目の画像参照)
28 中央風水学院玄関前にある銅製風鈴入居が2009年ですから第8運で、建物の坐向は、タダユキ氏の磁石機能付時計でそっと測定したところによると、丑坐未向のようです。
ですから玄関の総氣口の向星には令星の8(八白)がきていることとなり、さすが劉老師っ!!ただし今年は西南に五黄がきているため、その化サツとして、やっぱりちゃんと、銅製の風鈴が飾られておりましたっ!!(上から6番目の画像参照)
楽しく談笑した後、昼食へ行こう!と劉老師に誘われ、みんなで出かけました。
28 劉老師と串焼き屋で昼食劉老師行きつけの串焼屋に入りました。小川先生が老師の隣りに座るといいと勧めて下さったので、喜んで隣りに座りましたが、それこそ小川先生の作戦であったことを後から知りました。次から次へと老師自ら串焼数本ずつを隣りの私に取って下さり、どんどん食べなさい!とおっしゃって下さいます。横から小川先生が、「老師が食べろと言われたら、断れないよ!」と日本語で囁きましたが、時すでに遅し・・・。その時、そうか、老師の隣りに来たら、どんどん食べ続け、そして取って下さったものは食べきらなければならないのだと悟りました。(画像のウメサンの顔を見ていただければ、心中を察していただけると思います~苦笑~)
こんなことなら、車中でマックは食べなければよかった・・・。なんだかんだと一人平均25~30本は食べ、劉老師のOKもいただき、学院に戻りました。
学院に戻ると、劉老師の朋友である、氣のマッサージの陳師父が来ておられ、4人一人ひとり、マッサージ下さるということでお願いしました。
2階の教室に行くと、椅子と布団が敷かれており、パンツ1枚となって、足の先から頭のてっぺんまで、それこそ全身をマッサージして下さいました。氣の流れがブロックされているところは強くマッサージされるのですが、正直痛かった(笑)時間はたっぷり40分、代金はわずか80RM(約2,500円)でした。
下に帰って来ると、老師の奥様や小川先生の奥様から、楳山先生、若返ったね!と言われ、鏡を見ると、自分でもそう感じました。
年と共に首から顔の氣の流れが滞ることに拠り、顔の頬が落ち、目の下がたるむのだそうで、氣の流れを良くしたので、たるんだ肉が上がったようです。
その後2日間ほどは10年若返ったウメサンでしたが、今では元に戻っちゃいました・・・。またマレーシアに行って、氣のマッサージを受けないと・・・。
一人ひとりマッサージを受けている間は、2年前に劉老師一行が中国の明の13陵などに行かれたときのビデオを見せていただきましたが、なんと有名な風水師ヤップチェンハイ老師も同行していました。ヤップチェンハイ老師が劉老師に同行を求め、風水学的視点での解説をお願いしたとのことです。

19:00頃 夕食を取りに出かける
夕食も劉老師行きつけのお店に入りました。今度はなべ料理でしたが、やはり老師の隣りとなってしまいました。串ざしになっている豚の耳、貝、レバー、野菜等を、例の如くどんどんと老師が取って下さりましたが、小川先生がにたにたしながら、老師に言われたら断れないよ!と囁いていました。
気合を入れて、今度も30本以上は食べたでしょうか!?

21:00頃 いったん学院に戻り、“白魔術?の家”へ向かう
マレー人の典型的な家屋のテラス部分劉老師から、顔から虫を出すという魔術使いの家があるから行こう!と誘われ、興味本位で行きました。車で30分ほどでマレー人独特の家屋(※3)に着きましたが、夜22時近いというのに、テラスには10人くらいの患者?さんが待っていました。
男女2名(後から聞くには、兄妹だということです。)が椅子に座って、各々患者さんの顔を何か手に持ってさすっています。近くで見てよいということで拝見すると、ナナナナント・・・、何かゴキブリの小さい甲虫のような虫を2つに裂き、頭胴体部分を手に持って、患者さんの顔一面に虫の汁を塗りたくっているではありませんか!?
そしてしばらくすると、ナナナナナナナナナナんと・・・、1~2cmくらいの回虫のようなものが顔の皮膚から出てきて蠢いているのですっ!!!すわっ!!!
ウメサンは動?莖しそうでしたっ!!!!!!!
よくよく見ると、患者さんの顔はみんな、にきびの跡のようなあばたがたくさんありました。そのあばたを治療するために来ているとのことです。
邪気が虫の形なって現れるのか、それとも本当に虫が皮膚下にいるのか・・・?
よくわかりませんでしたが、ただただ吃驚!!!!
老師から、君たちもやる?と言われましたが、もちろん丁重にお断りしました。
世界はひろい・・・、マレーシアは神秘・・・。
虫が出たあとは、ゆずの小さいような果物をしぼり、顔一面に塗って終わりのようです。23時近くとなり、学院に戻りました。
学院に着いたのはなんだかんだ24時近くでしたが、これでは終わらなかったのです・・・。
24時過ぎ 老師主催の歓迎会
28 劉老師主催の歓迎会にてそうです、これからが本番。歓迎会の始まりです。
老師自らが作ってくださったというココナッツ酒(※4)が、なんと5リットルは入りそうな大きな入れ物に入っていましたっぁぁぁ!!!もちろんアルコール入りです・・・。
老師自らコップに注いで下さり、先ずは「カンペ~イ!」
その後どんどん注いで下さり、飲みながら楽しく談笑しましたぁ!
話が盛り上がると「カンペ~イ!」となり、一気飲み!!
小川先生から、飲み干さないと終わらないよ!と言われ、みんなで気合を入れて飲みました。(ちなみに小川先生は下戸・・・、ずる~い!!)
なんだかんだ、20杯近くは飲んだでしょうか、最後は若いケンスケ氏が、大きな器ごと、口につけて飲み、なんとか飲み干しましたぁ!!!
(画像は、飲み会でのウメサン。様々な質問に劉老師が手書きしながら答えてくださるのですが、その書かれた紙を持って撮影に応じているウメサン。その顔を見ていただければ、かなりアルコールが回り、グロッキー寸前であることがおわかりになっていただけるでしょう・・・。それにしても老師は酒も強く、体力ある!)
27時頃(午前3時頃) ようやくお開き・・・。
その後部屋に帰り、シャワーを浴びて、就寝・・・。
いやはやこれから先、どうなることやら・・・。
第二日目(28日)終了!
第三日目(29日)に続く!!

※1劉育才老師 ネット上では一部の方から、中国人には見えないとの疑惑があるようですが、間違いなく華僑でらっしゃいます!ただしマラッカ生まれですので、日焼けされておられるし、マレーシアに同化されている感じです。
なお言語は、もちろん中国語のほか、英語とマレー語も話されます。
※2 マラッカのチャイナタウン全体が世界遺産登録されている。
※3 マレー人の家は、高床式になっており、入り口は階段上がって広いテラスになっている。(画像参照)
※4 ココナッツ酒 ココナッツの果汁と酒を混ぜて発酵させた果実酒。アルコール度は恐らく2~3%で、飲みやすかったため、20杯近くいけました。2日酔いにもなりませんでした。

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