ごぶさたしております。
ナント!3週間ぶりの投稿となってしまいましたm(__ __)m
3月下旬は、2件の大型商業施設の風水鑑定というビッグビジネスを頂戴し、そちらに傾注していたこともありまして、ブログを初めて以来、最長のブランクとなってしまいました。重ねてお詫び申し上げます。
(なおこの鑑定レポートに関しては、ご依頼主のご希望で守秘することとなりましたので、お許し下さい。)
久しぶりの記事は、本来もっと早く取り上げようと思っていながら、ウメサンの怠慢から、取り上げる時期を失してしまった感が否めませんが、TOYOTA問題に関して考察してみました。なお、実際に現地を視察したわけではなく、住宅地図ならびにgoogleのストリートビューなどを通しての間接的な情報をもとにしての考察であることをご了承ください。
昨年、日本最大の企業である『TOYOTA』が、遂に自動車販売台数世界一の座を獲得しました。しかし今年に入ってからは、北米をはじめとした世界的な大量リコール問題でTOYOTAの安全神話が崩れ、創立以来最大の危機を迎えていることは周知の事実です。
その原因としては、コスト削減のための部品の共通化にあるというのが一般論ですが、当ブログでは、風水学的に考察してみました。
もちろん風水学的に社運に大きく影響するのは本社です。
現在のTOYOTA本社は、もちろん愛知県豊田市にありますが、2005年に旧本社の南側に建設されました。
旧本社は1960年完成の地上4階建てでしたが、第5運、午山子向です。
表玄関の向星には令星5がきていましたが、帝王星である五黄を旺氣として生かすことができれば、急激なる発展をなし、巨万の富も夢ではありません。
実際当時のトヨタ自動車はコロナを主力として、日産自動車の主力車種ダットサンブルーバードと凌ぎを削りながら、急成長を遂げていきました。
三元九運法では、1964年以降、五黄は衰氣となり、凶意が顕れやすいのですが、トヨタ自動車はその後も日産自動車との熾烈な販売競争を繰り広げながら、1970年代に入ると、国内NO.1の地位を確固のものとしていきました。
トヨタ自動車の旧本社の小縮尺地図や画像を見ると、東西に長い建物で、メイン玄関のほか、東北艮宮にも大きな出入り口があり、向星7がきます。
また、坐方となる南離宮にも裏玄関があるようで、向星6がきます。
恐らく、後者の2つの出入り口は、メイン玄関以上に活発な出入りがなされたのではないでしょうか。
1982年(第6運)には、東京都文京区後楽に、地上19階建ての東京本社が完成しました。
地図上では癸坐丁向で、向となる南離宮に坐星6向星6がくる双星会向です。この宅運ですと、1984年以降第7運に入ってから、衰運に向かうこととなってしまいますが、国内はもとより、海外におけるシェアも拡大していきました。
この好調な経営状況からして、現地における磁北は地図上とは異なり、第6運の丑坐未向ではないかと思います。地図上では坐が癸となりますが、あと5~6度西偏させると丑坐に入ります。東京本社の前には首都高速が走っていますが、都会では建物の構造や環境により、地図上の磁北とはかなり異なることがあります。ましてや鉄骨鉄筋造りの建物で、高速道路が目の前を走っているとなると、地図上の磁北とは相当異なるのも致し方ありません。
この宅運ですと、南離宮の向星は令星7となります。東京本社の南方位には首都高速が反弓路となっていますが、この反弓路がかえって令星7を刺激し、第7運(1984年~2003年)の発展繁栄を裏付けることができます。
そしていよいよ2005年(第8運)に、旧本社の裏、南側に、地上14階建ての新本社ビルを完成させました。
地図上で見ると、丑坐未向です。しかしあと5~6度西偏させると艮坐坤向になります。前者であれば、西南坤宮のメインエントランスの向星は令星8(八白)がくるため、2023年までの繁栄が見込めるのですが、もし後者ですと向星2(二黒)がくるため、今回のリコール問題で治まらず、これをきっかけとしてTOYOTAの屋台骨がゆらぐほどの危機を迎えかねません。
日本の経済を支える大企業TOYOTAですので、前者の坐向であってほしい思っています。どちらの坐向であるかは、今後の動向で判明はしますが・・・。なお丑坐未向であったとしても、鬼門ライン上にくる坐向は、このライン上すなわち東北と西南に、五黄や三サツや歳破が廻ってきたときは要注意です。
2010年は西南に五黄が廻り、また歳破も重なっているため、艮坐坤向であればなおさらですが、丑坐未向であっても、その凶作用はある程度及びます。
この化サツは、金属音により、土生金の漏氣を生んで、土の氣を和らげることですが、TOYOTA本社ほどの大きな建物の場合、メインエントランスそばに、金属音のする大きな時計台でも設置すると良いでしょう。
もしも艮坐坤向でしたら、正直アウトです。そうであったら、至急坐向変換することをお勧めします。
昨年就任した豊田社長は、豊田家直系の四代目にあたりますが、心無い方々から“子供社長”呼ばわりされています。
しかし、米国の公聴会での発言や、その後の米国TOYOTA本社において、社員達の前で涙ながらに「公聴会でも私は一人じゃなかった。あなた方やあなた方の米国中の同僚と一緒だった。」と語られました。涙は弱さを示すという論調もあったようですが、雨降って地固まる、試練の後に恵みがくると感じたウメサンでした。
豊田社長の命式を見ると、
生年 丙申
生月 壬辰
生日 庚午
で、大運(52~61)戊戌、歳運(2010)庚寅
が廻っており、寅-午-戌の三合火局が形成され、我が身日干「庚」を剋します。さらに生年支「申」と年支「寅」が冲、生日干支「庚午」と年干支「庚寅」が大半会、さらには2008年から大運天冲殺に突入しており、宿命的には運気が荒れるのは必定です。
易経で言えば、今年は「坎為水」の卦辞そのものの運勢です。
しかしそうした運気にあっても、それがいつまでも続くわけではありませんし、天は器にふさわしい試練を与えるものだと思っています。
最後に、坎為水の卦辞をご紹介して、今回の記事の締めとさせていただきます。
「坎為水」
上下ともに艱難を意味する『坎』で構成されており、二つの坎が重なって水となり、(水)艱難が絶えず打ち寄せ奔騰して止まないことを象徴している。
非常な危険や困難に出遇う時で、甚だ凶運である。進退窮まる時であるから精神的にも物質的にも忍耐の修養訓練をして、艱難に打勝つより他はない。神仏に祈るもよかろう。
「艱難汝を王にす」で、こういう試練を経てこそ、所謂(いわゆる)苦労人としての人間の光りが出て、即ち禍を転じて福となすことが出来るのである。
しかし何としても災難の起る時であるから、慌てず恐れず、言動を慎み退守して静かに吉運の至るのを待たねばならぬ。「石の上にも三年」、三年の辛抱だ。危いことを知って身を守る者は、必ず吉運を得るであろう。今は諸事災厄を豫防すべき時だが、殊に水難・盗難・色難を注意せよ。
(立命塾『実践的易学講座』テキストより)
追伸)
ウメサンの愛車はTOYOTAコルサですが、父の代からずっとTOYOTA車を愛用している家系として、TOYOTAの復活を心から祈願します。
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