風水探偵 雑記(風水)

~高齢者と身障者向け情報誌『WAWAWA』の阿部編集長と酒席を共にしました(o^-^o)~

昨夜、新橋の炭火焼居酒屋にて酒宴がありましたが、ウメサンと立命塾卒業生の米山社長、(株)フォレストブルーの青柳社長、鈴木部長、そして高齢者、身障者向けの情報誌WAWAWAの阿部編集長の4名でした。
この酒宴を設けるきっかけというのは不思議な縁でして、先月別の酒席で米山社長から、ふと「フォレストブルーって会社、ご存知ですか?」と聞かれ、「えっ、知っているも何も、フォレストブルーの青柳社長とは数年来の友達ですよ。」とお答えしました。
米山社長がフォレストブルーを知ったきっかけは、他の方の紹介で阿部編集長と酒席を共にし、そのときの会話の中で、編集長と付き合いのあるフォレストブルーの名をはじめて聞いたということでした。
ウメサンが5年間にも渡りショップチャンネルに出演するきっかけを作ってくれたのが青柳社長で、そのご縁もあり、その後も時々お会いしていましたので、それでは私が音頭を取らなくては!と思い、ウメサンが青柳社長に電話し、今回の酒席を設けていただくこととなりました。
考えてみれば今回のご縁の一番のキーパーソンが阿部編集長なのですが、小児麻痺のため、移動には車椅子をお使いになっています。
そうしたハンデをもろともせず、どこにでもお一人で行かれるそうで、今回ももちろんお一人でおいでになりました。
4人の中で阿部編集長だけはアルコールを飲まれないのですが、一番アルコールを飲んでいるのではと思うほど饒舌で明るく、とても酒席を盛り上げていただきました。WAWAWAという雑誌名も、笑いや人の輪を連想できる、阿部編集長らしい命名だと感じました。
阿部編集長の明るい言動の原動力は『喜び』だそうで、自分の本心に忠実に、本心が喜べる生活を心がけておられるということで、とっても刺激になりました。
幹細胞培養液の効用、ファイテンの効果、アメジストドームの効果、ヤアズの効果等、さまざまな話題を肴においしいお酒をいただきましたが、ウメサンがとりわけ印象に残ったのが、阿部編集長と長年のお付き合いがあるという、歌手の谷村新司さんの話でした。
阿部編集長は現在57歳ですが、若い頃、アリスの追っかけをされていて、当時はまだ松葉杖で歩けたということで、杖をつきつつ、よくコンサートに行っていたということです。
アリスはご存知のように谷村新司さん、堀内孝雄さん、矢沢透さんの3名によるフォークグループですが、合わせて6名、すなわちたった3名の観客だけのコンサートが催されたことがあったというのです。台風による悪天候で交通機関がストップしてしまったのが原因ですが、嵐の中、松葉杖をついて行った阿部さんの常軌を逸した情熱もすごいし、それでも中止せずに、悪天候の中来てくれた3名のためにコンサートを開催したアリスもすばらしいですね。
その3名のためのコンサートがきっかけとなり、長年の付き合いがはじまったそうです。
谷村新司さんと言えば、サライや群青等、ウメサンもカラオケの十八番としているほどの大好きなアーティストのお一人ですが、特に『昴(すばる)』は、特別な歌です。この歌を聞く度に、心の底から沸き出ずるような勇気をいただけるんです。
知的財産権がとってもうるさい時代となり、歌詞をブログ等でも引用することさえ著作権侵害となるのですが、阿部編集長とのご縁に免じて、著作権者である谷村新司さんも許して下さるだろうというウメサン流超甘い自己解釈のもと、昴の歌詞を綴らせていただきます。作詞はもちろん谷村さん自身です。
(突如として削除するかもしれまません~笑~)

 目を閉じて何も見えず     
 哀しくて目を開ければ      
 荒野に向かう道より       
 他に見えるものはなし   
 
 嗚呼(ああ)砕け散る
 運命(さだめ)の星たちよ         
 せめて密(ひそ)やかに 
 この身を照らせよ  
 
 我は行く 蒼白き頬のままで 
 我は行く さらば昴よ

 呼吸(いき)をすれば胸の中    
 凩(こがらし)は吠(な)き続ける 
 されど我が胸は熱く   
 夢を追い続けるなり          
 嗚呼 さんざめく名も無き星たちよ
 せめて鮮やかに その身を終われよ 
 我も行く 心の命ずるままに   
 我も行く さらば昴よ 

 嗚呼 いつの日か 誰かがこの道を
 嗚呼 いつの日か 誰かがこの道を
 
 我は行く 蒼白き頬のままで
 我は行く さらば昴よ       
 我は行く さらば昴よ

 「昴」とは、牡牛座にあるプレアデス星団に対する日本での呼び名ですが、昴の真意には「統(す)ばる」という言葉がかけられていると、たしか十数年前に谷村新司さんがテレビでお話されたことを覚えています。「統ばる」は「統べる」に通じ、多くのものを一つにまとめると言う意味です。
実際昴はプレアデス星団を指し、まさに星たちが統べられていますが、その星団になぞらえて、一度みんなと共に結束して進もうとしたが、いや私はみんなと別に、我が道を行く、それがたとえ荒野の道であったとしても、青白き頬のままでも行くという、人生一大の決意を表した歌詞であるとウメサンは感じています。
特に“蒼白き頬のままで”という歌詞に、これから一人で歩む事に対する「不安」と「後ろ髪をひかれるような思い」を感じますが、それを敢えて心の中に留め、我は行くという決意を感じ、男の背中に悲哀を感じさせるようで、ぐぐっときてしまうウメサンです。

時に私の進んでいる道において、後戻りをしたくなったり、先行きが見えなくなるようなこともありますが、そんなときこの昴を聴くと、この道を歩み始めた原点に帰ることができるウメサンです。
人にはそれぞれ生きていくうえで力となる座右の銘や歌があり、そして力を与えてくれる人がいるんだなあ!と、帰路の電車内でしみじみと感慨に耽った、酔っ払いのウメサンでした。

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