8/18~19の2日間かけて、実践的風水学の上級講座前編『三元三合総合羅盤各層の原理とその使用法』を行いましたので、そのレポートです。
18日は、第1層~第12層まで、すなわち三合派が主に使用する層について
19日は、第13層~第22層まで、すなわち三元派が主に使用する層について
学びました。
三元三合総合羅盤各層はどのような構成になっているかといいますと、
第1層 八方位
第2層 先天八卦および後天八卦名と八曜煞
第3層 八煞黄泉
第4層 劫煞方位
第5層 地盤正針二十四山
第6層 穿山七十二龍
第7層 地盤正針百二十龍分金
第8層 天星
第9層 人盤中針二十四山
第10層 透地六十龍
第11層 天盤縫針二十四山
第12層 天盤縫針百二十龍分金
第13層 内盤洛書之数(方図における下卦の先天数)
第14層 方図の六十四卦(内盤父母卦)
第15層 内盤洛書之数(円図における上卦の先天数)
第16層 円図の六十四卦
第17層 先天八卦三元氣運卦数(挨星卦数)と刀上爻
第18層 384爻度(円図の六十四卦における各六爻)の吉凶
第19層 渾天星度五行
第20層 二十八星宿度数
第21層 二十八星宿度数基準の吉凶(旺相、弧、虚、閻煞、差錯、空亡)
第22層 二十八星宿
第23層 経緯360度
となっております。
このうち、9月までの講座を学んで、なんとか使用できる層は、
1,2,3,4,5,7,9,10,12,15,17,19,21,23
の14層です。
と言いましても、二千年の歴史をかけて、楊公や頼公、陳希夷師、邵雍師等多くの著名な風水師がその原理を発見し、そして構築された各層を統合した羅盤ですから、各層毎の原理は奥深く、2日間だけでその原理を学ぶことは、あまりにお無謀な行為だったと、改めて痛感したケロケロウメサンです。
結局今回は、その原理の奥深くを学ぶことはできませんでしたが、少なくとも上記14層の使用法は、簡潔にですが講義できましたので、あとはウメサンはもちろん、受講生のみなさんにもぜひ実践いただき、近く研究会を行いたいと思っております。
風水学も残念ながらいくつもの流派に分かれてしまっていますが、情報化時代に入った今、口訣や秘伝でオブラートに包むのではなく、流派を超えて研究会を行い、風水学が単なる占術の域を超え、真の学問として認識されるよう、微力ながら精進していきたいと思っているケロケロウメサンです。
この記事はお役に立ちましたか?
★をクリックしてください。
平均評価 / 5. 投票数