またまたご無沙汰してしまいました。すみませんです!!m(_ _)m
今回は、11/23に催行させていただきました、群馬市民大学特別講座「風水師ウメヤマの中国伝統風水講座」のレポートです。
当日は12名ご参加くださいました。群馬市民大学本講座においては約100名様のご参加をいただいていましたが、やはりかなり本格的で学問的な内容ゆえ、特別講座も初級から回を重ねるごとに、受講者数も減少するのは自然の理で仕方ありませんが、新前橋駅徒歩40分、タクシーで10分という辺鄙な会場に関わらず、毎回参加くださっている受講生のみなさんの熱心さには、感銘させていただいたケロケロウメサンです。この場をお借りして、心より感謝申し上げます!!m(_ _)m
今回の講座は、9/23に行った「玄空飛星派風水(基礎編)」に続き、「玄空飛星派風水(応用編)」と、三合羅盤の使用法について講義をさせていただきました。
“玄空”の意味は、台湾や香港で出版されている多数の玄空派書籍により、その解釈はさまざまですが、沈氏玄空學には次のように論じられています。
「玄空是指一至九之變化。玄空學是一至九的風水學、一至九便是八卦再加上中宮。」
すなわち、1~9までの数字(九星)の変化こそ“玄空”の意味であると書かれています。
午前の講義では、伏吟や反吟、合十や三般卦、北斗七星打劫等、宅運盤の挨星における神秘なまでの特殊配列とその象意を学びましたが、受講生のみなさんとともに、宅運盤の挨星(挨星とは星がいっぱいちりばめられていること)における1~9までの数字が織り成す、マジックにも似た変化とその神秘性に魅せられたケロケロウメサンです。
午後の講義では、三合派羅盤の使用法を学びました。講義で使用している羅盤は、
三元三合羅盤ですが、第1層~12層が三合派が使用する層で、それ以降22層までは三元派が使用する層となってまして、流派を超えてさまざまな技法を駆使する風水師にとっては便利な羅盤です。
今回は三合派の龍法や砂法、水法の中の黄泉煞などを学びましたが、羅盤に描かれている各層の原理の深遠さに、受講生のみなさんとともに語るケロケロウメサンもいっしょに感銘させていただきました。
すべての層をわずか一日の講義だけですぐには使用できませんが、複雑多様化した建築物が乱立する現代都市の陽宅風水では、砂法はとても重要と思いますので、ぜひご自宅の鑑定にて生かしていただければ幸いです。
来年春には、総合羅盤の第13層以降にある三元派が使用する各層の使用法についても、市民大学講座で講義したいと思っています。
ところでウメサンの流派は?と聞きたくなりますが、ウメサンは流派には属さず、三元派のうち玄空派の中の飛星派や大卦派etc.はもちろん、三合派の技法、そして八宅派の技法、必要あれば化煞風水(八卦鏡等の化煞アイテムを使用する技法)も駆使します。
現代都市の様相や住宅事情はますます多様化していますので、その住環境変化に
則していくためには、流派に囚われず、二千年以上の長い年月をかけて築かれ、そして刻まれた羅盤各層を駆使していく必要があると実感しているケロケロウメサンです。そして、同じ易経を原典とした風水を環境学として、流派を超えて風水師同志が風水研究を行って、いつしか日本の大学内に学部や学科ができることを夢見ているケロケロウメサンです。
追伸) お詫びと予定
「磁北方位」に関する投稿は、月内には行いたいと思っていますが、ここのところ有言不実行なことの多いケロケロウメサンゆえ、どうなることやら・・・気長にお待ちいただけますと幸いです。 m(_ _)m
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