7月中旬になって、もっぱらワイドショーや週刊誌を賑わしているのが、極楽とんぼ・山本圭一氏の淫行事件です。ドリフターズ全盛期に育ったウメサンですが、昨今のお笑い芸人のトークにはどうもついていけず、バラエティー番組も見ることがなかったため、極楽とんぼも名前くらいしか知りませんでした。だれがコンビを組んでいるのかも、今回の事件で初めて知った次第です。そんなウメサンですから、今回の事件にコメントする権利はないかもしれませんが、山本氏が自身の運勢をわきまえての行動をしていれば、ここまで、今まで苦労して築き上げてきた地位や名声を地鳴りとともに崩壊させることはなかっただろうと、非常に残念に思いましたので、例のごとく四柱推命(実際は年月日の三柱)による鑑定をもとに、ウメサンの感じたことを綴らせていただきます。
山本圭一氏は、昭和43年2月23日生まれの38歳ですが、三柱の命式は下記のとおりです。
干支 蔵干 天干通変星 蔵干通変星 十二運星 神煞 の順です。
生年 戊申 庚 正官 印綬 死 紅艶
生月 甲寅 甲 傷官 傷官 沐浴 金与禄
生日 癸亥 壬 劫財 帝旺 空亡 子丑
生時 不明
※蔵干は泰山流に依ります。
大運(34~43歳) 戊午 正官 絶
歳運(2006年) 丙戌 正財 衰
年柱は正官と印綬が並ぶ官印両全となり、先祖の功労による技芸の才能により地位名誉を得、さらに紅艶も付くので人気者の暗示もあります。しかし月柱は傷官の並びゆえ、かなりの自信家で、自信過剰な言動により他人を傷つけ、災厄を被りやすい暗示もあります。
とりわけ34~43歳までの十年運は、元命の傷官と相剋関係の正官星が巡り、また生日干-大運の干が癸-戊の無情の合で火化し、愛情のない肉欲主義に陥りやすく、性的な刑事問題等で著しく地位名誉を傷つけるという暗示があります。さらに今年は、生月支-大運支-年支が寅-午-戌の三合火局となり、干合で弱まった「わが身日干」をさらに弱めてしまい、良心の抑制作用がきかずに肉欲に走ってしまった結果ではないかと予測できます。
こうした事件後の鑑定では、文字通り「後の祭り」ですが、山本氏がご自分の運勢を知っていて、注意すべき時期であるということを自覚されてさえいれば、ここまで地鳴りを伴うほどの大転落とはならなかったのではないかと惜しまれます。
今までに何度も繰り返してまいりましたが、運命は宿命的なものではなく、宿命を知り、時には利用し時には教訓として行動し、立命すべきものですので、四柱推命に限らず、伝統と統計学に基づいた占術をもとに、己の運勢を知ったほうがベターな人生を送れるにちがいないと、またまた思わされたケロケロウメサンです。
地位名誉財と、今まで築いてきた全てが一瞬のうちに奪われてしまった山本圭一さんですが、命までは奪われたわけではないので、猛省していつの日か再起されることを祈ってやみません。
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