本日６/５は、『世界環境デー』です。
それでは、『世界環境デー』とは何なのでしょうか？環境省のHPから引用してみました。
【・・・これは、１９７２年６月５日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて６月５日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」（平成５年）が「環境の日」を定めています。
「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。
我が国では、環境庁の主唱により、平成３年度から６月の一ヶ月間を「環境月間」（昭和４８年度～平成２年度までは、６月５日を初日とする「環境週間」）とし、全国で様々な行事が行われています。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。】
ちょっと長々しかったですね。簡潔に言えば、「環境を守るための活動を行う意欲を高める日」ということでしょうか。
実はかくいうウメサンも、大学時代に環境学を学んできましたので、環境問題にはかなりの関心を持っていますし、微力ながらも環境保全の一助を担いたく思っています。具体的には、風水とくに地理風水を通して、少しでも環境を保全できればと思っています。
好風水地の条件として、龍穴砂水が整っていなければなりませんが、各々を詳細すると、
龍・・・活龍（生気あふれる地の気）が入り込んでいる地
穴・・・龍穴、陰陽の氣があふれ出るスポット
砂・・・龍穴からあふれ出す生気が風で散らないようにガードをする山や丘
水・・・龍穴からあふれ出す生気を留める河川や湖や池
となります。龍穴砂水が整った代表的な地として有名なのは、中国の長安(現西安）、日本では平安京（現京都）、江戸（現東京）、そして韓国の漢城（現ソウル）もそうです。それ以外にも、パリやロンドン、モスクワなどの世界的大都市で、長く繁栄している都市も好風水地ですし、そんなに大規模な都市ではなくても、沖縄の恩納村のように小規模ながら好風水地は数多くあるようです。
しかしながら２０世紀に入ってから、地の気の流れる龍脈が高速道路建設などで断脈されたり、宅地造成化で砂となる山や丘が削られたり、生気を留める河川や湖や池が、都市開発で埋め立てられてしまったりして、だいぶ好風水地も破壊されてきてしまってます。
そんな中、先に列記した好風水地のひとつソウルでは、ソウルオリンピック開催に備えての交通網整備のため、河川を埋め立てて高速道路を造ったことが原因で、ヒートアイランド現象、すなわち都市における温暖化が顕著となっってしまったことが指摘され、数年前から、高速道路を壊して元の河川に戻すという、大掛かりな環境事業が始まっているそうです。
この事業の成り行きに対し、世界中で問題となっているヒートアイランド現象をはじめとする温暖化防止のため、有効な対策となるのではないかと注目されていますが、風水師の端くれであるウメサンも、とても注目しております。
先に述べたように、ソウルは李王朝時代に風水師によって選定された好風水地です。（この辺の詳細は、荒俣宏先生の風水先生―地相占術の驚異
をご覧下さい。）オリンピック開催に向けての交通網整備のため、もっとも低コストで高速道路を建設できる方法として、河川を埋め立てたわけですが、風水を壊したことがヒートアイランド現象を招いてしまったわけです。実は日本においても、同じようなことが、もっとそれ以前に行われました。東京オリンピック開催に備えての交通網整備のため、東京都内の河川を埋め立ててあの“世界一長い駐車場”と悪評される首都高速道路が建設されました。
ソウルの試みは、東京におけるヒートアイランド現象の対策にも直結しますし、風水環境が整えられ、生気があふれることにより、好経済のみならず、住み心地のよい住環境となるにちがいありません。
今後環境工学のみならず、都市工学の分野においても、ぜひ（地理）風水学が学問として見直されていくにちがいありませんし、その一助を担えるよう、微力ながら尽力したいと思っているケロケロウメサンです。
*環境デーに関しては 環境省HP
追伸）
そうそう今年から、環境問題に関し幅広い知識を持ち、率先して取り組む人材を育成することを目的とした、商工会議所主催の新しい環境分野の資格制度「環境社会検定試験（エコ検定）」が始まります。10/15が試験日ですが、ウメサンも栄えある？第１回合格者目指して、受験予定です。環境問題に関心ある方は、ぜひトライしてみませんか。
*エコ検定公式テキストに関しては 環境社会検定試験ｅｃｏ検定公式テキスト―持続可能な社会をわたしたちの手で
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