前回お約束しましたが、今回はプロ野球高校生ドラフトにおけるくじ引きにて、辻内君と陽君の吉凶を分けた運命学的遠因について、考察してみたいと思います。
運命学的考察法としては、八字(四柱推命)や九星気学、紫微斗数等、いろいろとありますが、今回は、今やカリスマ占術師としてご多忙の黒門先生がスーパーテレビに出演されたときに、釘打ちで使用され、はじめて電波に乗って世間にその名を轟かせた「玄空大卦」の理論にある「玄空大卦擇日法」にて、考察してみました。「玄空大卦擇日法」は、かなり専門的で難解な理論ゆえ、このブログでは説明は省略しますが、なんとなく吉凶を分けた状況を感じてもらえればと思います。
辻内君の生年月日ですが、1987年12/5で、生年干支は「丁卯」です。玄空大卦では生年干支を主命ととります。一方陽君は1987年1/17生まれで立春(2/4)前ですので、前年1986年生まれとなり、主命は「丙寅」です。
高校生ドラフトにて2人のくじ引きが行われたのは、2005年10/3の午後2時~3時でした。これを玄空大卦による洛数、卦、運数で表すと
2005年 乙酉 9 遯 四
10月 乙酉 9 遯 四
3日 庚申 6 蒙 二
pm1時~3時 癸未 4 困 八
となり、主命のほうも同じく配すると、
辻内君 丁卯 6 損 九
陽 君 丙寅 2家人 四
です。
玄空大卦においては、洛数、運数どちらかの2つの組み合わせが、合十、合十五等になると、気が通じて吉とするのですが、
辻内君の場合は、主命-年、月-日が合十五、日-時が合十となり吉です。
一方陽君のほうは、洛数も運数も合にならず、気が通じません。
結果として、天地人の気が通じた辻内君は満願成就となり、残念ながら陽君は、くじに見放されてしまったと言えます。
干支と洛数や運数、卦との関係、気が通じる組み合わせなど、もちろん???の方がほとんどと思いますが、まさに玄空(深遠かつ空-くう-)なる法則があることを感じていただけますと幸いです。
もちろん本人のみならず、くじ引きした人や球団自体の運気も、複雑に絡んでいるでしょうが、本人の持つ運の影響が、もっとも大きいと言えます。
己の希望としては、陽君のほうは適わなかったわけですが、きっと運命として受け入れ、大成していくことと思っています。希望が適った辻内君も、ぜひとも低迷巨人の救世主となりますよう祈ってます。
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