四柱推命学・算命学

2027年日本で初めての女性首相「高市首相」誕生か⁉(2024年自民党石破総裁誕生を命理学的に考察Ⅱ)

2027年高市早苗氏が日本国最初の女性首相となる!(2024年自民党石破総裁誕生を命理学的に考察Ⅱ)

 二十四節気の寒露を過ぎ、朝晩は涼しさを超えて寒く感じられる日もありますが、雲が高くなって空気が澄み渡り、秋風が清々しい時節となりましたね。

天高くツリーをつつく風見鶏

浅草公会堂越しにスカイツリーを臨み、一句読みました(^^♪
「天高くツリーをつつく風見鶏」
お粗末でしたm(__)m

冷房も暖房もいらない秋の夜長、パソコン作業やプライムビデオ鑑賞などで、ついつい就寝時間も遅くなりがちなウメサンです。
さて今回、大変大胆なタイトルを掲げさせていただきました。今回の自民党選挙でも高市さんは、第一回投票で一位でしたので、すわ!日本初の女性首相誕生なるか!?と期待感をいだいた方、特に女性の方は多かったのではないでしょうか。しかし国会議員票が重視される第二回投票では、石破さんがわずか21票差で逆転勝利をし、結果が判明したときの悔しさを押し殺した高市さんの顔が、とても印象的でした。
総裁選の直前となる二日前に出演したテレビの報道番組にて、首相になっても靖国神社参拝は継続する!ときっぱりと言い放ったことに対する、国内外の批判に危機感を覚えた議員が多く、石破さんに票が流れたのが敗因だする論評もありましたが、そうかもしれませんね。
ウメサンは高市さん推しでしたので正直残念でしたが、宿命的には必然な結果とも言え、長い目で見れば、却って良かったと思っているウメサンです。
それでは高市早苗議員の総裁選敗因ならびに2027年総裁選出&女性首相誕生を、四柱推命学の観点から考察してみましょう。
下表は高市議員の命式です。
1961年3月7日生まれ

高市早苗議員の命式

下は命式の原局をピックアップした表です。

高市早苗議員の命式原局

命式の特徴としては、
月支元命「偏官」を中心とする財殺格
かつ
正官を併せ持つ殺官混雑格
です。食神を2つ併せ持つ財殺格ゆえ、弁舌に優れた方で経済力もあります。殺は偏官の別名「七殺」の略ですが、吉凶がはっきりと分かれる星で、凶と出れば言動が暴力的、破壊的となりますが、吉に出れば親分肌でとても面倒見がよくなり、弱きを助け強きをくじく武神となります。
吉凶を分かつポイントは、我が身日干と偏官とのバランスですが、年月日だけでは日干より偏官のほうが強く、凶に傾いてしまいますが、実際の高市議員は、処理水排出や尖閣諸島などに関しても、きっぱりと中国政府の言動に対して正す発言力の持ち主で、女性ではありますが武神そのもので、恐らく生時柱に日干を幇助する五行の火土があり、偏官とのバランスを整えているはずです。
また、正官と偏官を併せ持つ殺官混雑ですが、官星は女性にとって配偶者を表すため、混雑する場合、かなりの確率で離再婚します。実際、2004年に衆議院議員の山本拓氏と結婚、2017年に離婚するも、2021年に同氏と再婚されています。
今年2024年より新たな20年周期である第九運に突入していることを、三元玄空風水は教えており、第九運20年間は変革前の混乱期となることを、9/16のブログ記事2024年後半強運をつかむ風水Ⅱにて説明させていただきましたが、こうしたときこそ偏官を元命に持つ武神の化身のようなリーダーが必要で、高市議員は最適だとウメサンは思っています。
それでは今回の自民党総裁選にて、第一回投票では第一位だった高市議員が、第二回投票で逆転負けを喫してしまったのか、考察してみましょう。

高市早苗議員の命式原局と2024年干支関係

現在の大運(十年運)を見ると、生年干支「辛卯」と大運干支「丁酉」は、天干同士が火剋金の相剋、地支同士は卯⇔酉の対冲となる「」になっています。文字通り、天も地も衝突し、物事が思うに任せない運気となります。ただし2024年自民党石破総裁誕生を命理学的に考察Ⅰ還暦となる60歳が含まれる大運の第六旬は、誰しも必ず生月干支と天戦地冲になるので、さほど恐れることはないとされます。60歳を過ぎると、勤め人であれば退職して第二の人生を歩みますが、新たな出発、チャレンジの時期でもあり、人であれば誰しも、仕事のみならず体力的にも生活的にも、大きな変化を強いられるときなので、闇雲に恐れることはないのです。
ただし偏官星が冲されるときは別で、冲されると偏官の持つ凶意である頑固さ、暴力性、破壊性が現れやすくなります。高市議員が総裁選直前となる二日前にテレビの報道番組にて、きっぱりと首相になっても靖国参拝を行うことを宣言し、即中国や韓国から激しく反発の抗議を受けたのです。このことから、高市議員が首相になると対外的に危ういと感じた議員が少なくなく、石破票に流れたのではというのが大方の見方です。高市議員が暴力行為を行ったわけでは決してなかったのですが、右に偏りすぎて危ないという印象が強く残ってしまったようです。
また歳運(一年運)をみると、甲辰年の今年は天中殺(空亡)年で、物事が実体化しづらい年です。総裁選の二日前の報道番組での一言が原因で、座りかけていた首相の椅子からすべり落ちてしまったわけですが、大運からも歳運からも、勝ち運は薄かったと言えます。
とは言え運気どおりに100%絶対なるということでは決してなく、天中殺の年でも大成功を収める場合も少ないですがあります。しかし物事が実体化しづらい天中殺ですから、たとえ目標を達成したり成功を収めたとしても、長続きはしないのです。ですから高市議員が今回総裁選に勝利し、日本最初の首相になったとしても、衆議院解散後の衆議院選挙で自民党は大敗し野党となって、わずか一か月ほどの天下で終わってしまったでしょう。そうした意味では、今回は石破さんに負けたよかったと言えるでしょう。
それではいよいよ本題です。なぜ2027年に高市早苗議員が日本で初めての女性首相誕生なる大胆な予測を立てたのか、考察しましょう。
下表は命式原局と大運、2027年の歳運における干支関係を記した表です。

高市早苗議員の命式原局と2027年干支関係

生月干支と大運干支との天戦地冲に関しては既述しましたので、省略しています。
2027年の干支は丁未ですが、最も注目なのは、生日支‐生月支‐年支が亥‐卯‐未の三合木局を形成することです。三合会局には、申‐子‐辰の三合水局、亥‐卯‐未の三合木局、寅‐午‐戌の三合火局、巳‐酉‐丑の三合金局の4会局ありますが、三合局を形成すると四正の支(子、卯、午、酉)を強めます。具体的には各々の地支蔵干の通変星が強まり、高市議員の場合は月支卯の蔵干通変星「偏官」が強まります。強まった偏官が吉となるか凶となるかは、生日干とのバランス次第ですが、幸い大運も歳運の干どちらも丁(火)で、生日干の己を火生土とタッグを組んで強め、偏官とのバランスを取ってくれるので吉意が強まります。木性は五徳で仁(愛)、守備本能を持ち、武神として祖国防衛、国民生活の向上に尽力できる人ということで、人気と期待が高まるでしょう。
また生年干支とは、丁⇔辛で火剋金の相剋、未⇔丑の対冲となる天戦地冲ですが、丑には偏財が内蔵し、十二運星が墓ゆえ、月支卯と大運支酉との対冲関係で既述したように墓庫冲開となり、偏財が開け、強力に偏官をフォローすることとなります。
自民党総裁の任期は3年で2027年に総裁選がまた行われます。今年は靖国参拝宣言等、右寄りの高市議員に対する向かい風が吹きましたが、3年後は国際情勢特にアジア情勢も、中国の台湾進攻に伴う尖閣諸島危機や北朝鮮の核開発などにより緊迫感が増し、国民の防衛意識も高まり、高市議員に強い追い風が吹くでしょう。
以上より2027年、高市自民党総裁そして初めての女性首相の誕生!と予測させていただきましたが、果たして・・・。

お知らせ
第18期立命塾「実践的四柱推命学」講座(2025年1月11日開講予定)の募集中です。

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数