干支の活学 風水学 開運法

2024年後半強運をつかむ風水Ⅱ

2024年後半強運をつかむ風水Ⅱ

9月中旬となり、暦の上では草花の葉に朝露が生じる白露の節気を迎えましたが、拙宅のある桶川はまだその気配はなく、35度超の残暑厳しい日々が続いています。
天気予報では下旬になると最高気温も30度を下回り、朝晩は20度前後と、ようやく朝露を見ることができそうです。昔から暑さ寒さも彼岸までと言われる通りで、もう少しの辛抱ですね。そして、そろそろ彼岸花も拝めそうです(^^♪
(下画像は2011年秋に訪れた埼玉県日高市にある巾着田の「曼殊沙華の里」)

2011-09-27 16.22.49

さて今回は前回の続きです。前回は2024年度の九星年盤より、予測と検証を行いましたが、今回は第九運初年ゆえ、2043年までの第九運20年間という大きなスパンにおける予測を中心に投稿したいと思います。今回も8月3日に浅草公会堂で催行した際に使用したスライドをもとに、説明させていただきます。

スライド12

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玄空飛星派の風水では、三元九運という20年毎の九つの運期があるとし、今年は九つの運期のラストである第九運20年間の初年です。
三元九運については、20年ぶりの木星と土星の会合と三元九運にて詳述させていただいておりますので、参照ください。
なお、Youtubeに動画も投稿しております。

三元九運は20年毎の九つの運期で構成されますので、トータルは20年×9=180年となります。
よって前回の第九運は180年前から始まったことになり、1844年から1863年の20年間となります。日本においては、まさに幕末期でした。

スライド13

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全国的な米の凶作が続き、米価をはじめとした物価高騰により、天保の大飢饉(1835年~1837年)と称される飢饉が続き、百姓一揆や避難民の都市流入による打ち壊し等、幕府存続を揺るがす騒乱を治めるべく、老中の水野忠邦による天保の改革が行われましたが失敗に終わりました。
江戸幕末期に行われた天保の改革直前、凶作による米価などの高騰が幕政を揺るがす大きなきっかけになったのですが、現在米が不足し、米価が著しく高騰してしまっているのは、単なる偶然ではなく、天からの警告と捉えるべきでしょう。
第九運の令星は九紫(火星)ですが、火性の凶作用として、地球温暖化による猛暑は益々高まり、40度以上の酷暑日が増え、米をはじめとした農作物の不作が懸念されます。
さて話を幕末に戻しましょう。天保の改革の失敗後、追い打ちをかけるように黒船の来襲、尊王攘夷派を弾圧した安政の大獄、弾圧を命じた井伊直弼が暗殺された桜田門外の変、薩英戦争など、大きく幕府の屋台骨が揺るがされ、明治維新へと進展していく幕末期だったのです。

スライド14

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まさに歴史は繰りし、第九運の20年間は、180年毎のおおきな周期における最後の運期で、栄華を誇った王朝や国家が衰退し、外圧も強まる変革前の混乱期になることがわかります。

スライド15

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日本の国力衰退はかなり深刻です。かつて「Japan as NO.1」ともてはやされ、GNPもしばらくはアメリカに次ぐ2位でしたが、十数年前に中国に抜かれ、そして昨年ドイツにも抜かれ、さらに今年はインドにも抜かれ、5位となってしまいました。この大きな要因が少子高齢化ですが、出産率を高める対策を早急にしないと、益々活力が失われていく衰運国家となってしまうのは必定でしょう。
また、幕末期における幕府衰退の要因のひとつは黒船来襲でしたが、現第九運も中国、北朝鮮、ロシアによる外圧の脅威が高まるだけでなく、現実のものとなる懸念があります。国民一人一人が護国意識を高め、日米韓の安保強化、そして自衛隊の防衛能力強化は必須と言えるでしょう。
ひとつ前の第九運期に当たる幕末期を対象として予測しましたが、第九運の令星である九紫(火星)の象意をもとにした予測をしてみましょう。

スライド16

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象意の代表「火」については、前述したように温暖化による高温と農作物の凶作が懸念されます。他に広大な山火事や火山噴火、特に富士山の噴火に対する防災意識は高めておくべきでしょう。
今回の第九運では、九紫の持つ象意のうち、「知能」「知性」が主役となり、人工知能であるAI実用化時代となることは、誰も異論を唱えないでしょう。
スライド17

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交通機関の自動運転化、AI搭載のドローンでの配送、少子高齢化による人手不足解消のため、AIを搭載したロボットによる接待、営業、工事、農業がなされ、AR、VRのテクノロジーによる仮想の宇宙旅行や試着、家具配置など、自宅にいながら体感ができる時代になることは間違いありません。
以上、今年から始まった第九運20年間における予測をさせていただきました。

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さて本年は三碧木星&甲辰の年ですが、三元九運と照合させた表が下表です。

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20年周期の開始年は表からわかる通り、一運、四運、七運が甲子年、二運、五運、八運が甲申年、三運、六運、九運が今年の干支である甲辰年です。
そして9年毎に三碧木星が巡り、60年毎に甲辰年が巡るため、三碧木星&甲辰の年は9と60の最小公倍数である180年毎となり、第九運の開始年が実に180年に一度の三碧木星&甲辰の年で、風水では「龍王発動の年」とします。

スライド19

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今年の夏は日本全国で、数十年に一度しか開花しないとされる「リュウゼツラン」の開花がニュースで報告されました。

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スライド21

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リュウゼツランの葉が龍の舌のようであるため、その名が付けられているのですが、数十年に一度、スッーとまっすぐ天に向かって茎が長く伸び、黄色い花を咲かせるという希夷な植物なのです。
この開花の知らせは、龍王発動の年を祝しているとウメサンは感じました。

スライド22

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龍王発動の年である今年は、もう言うまでもなく「」の活用です!その意義と具体的活用法に関しては、過去のブログにて既述していますので、ご覧ください。
2024年強運をつかむ風水Ⅱ(風水対策編①)
2024年強運をつかむ風水Ⅱ(風水対策編②)
なお干支には語源より各々意味を持っており、今年の干支である甲辰の意味は下記のとおりです。
今年後半の開運のための精神的支柱としていただければ幸甚です。

スライド23

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次回は、20年間という長いスパンにおける風水開運法について投稿致します。

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