干支の活学 風水学

2024年強運をつかむ風水Ⅰ(予測編)

2024年強運をつかむ風水Ⅰ(予測編)

 寒中お見舞い申し上げます。
いよいよ立春(4日)より、新たな運氣に入りますが、今年は新たな20年サイクル「第九運」が始まるという、特別な年になります。
そして第九運の初年となる今年は180年ぶりに、三碧と甲辰が重なる年なのです。
そこで昨年末に浅草のサテライトホテルにて催行させていただいた、(一社)国際・風水協会主催のセミナー「2024年強運をつかむ風水」より、抜粋して記事にし、ご紹介させていただきます。
セミナーでは、PowerPointで作成したスライドを投影しながら行いましたので、スライドを掲載しながら、簡潔にではありますが、解説していきます。

スライド1 タイトル

2007年に初めて催行し、その後年末恒例のセミナーですが、お陰様で17年目を迎えさせていただきました。

スライド2 九星、干支

ウメサンは、年九星と年干支をベースとして、過去を検証しつつ、新年の予測を行っています。

スライド3 2023年 九星年盤の検証

先ずは2023年の九星年盤からの検証です。
2023年は四緑中宮年でしたが、中宮に座した九星の持つ象意を中心として、吉凶両面で実体化します。昨年末のセミナーでは、まだ起こっていなかったので取り上げませんでしたが、1月2日に羽田空港で起こった、日本航空と海自の航空機衝突事故はじめ、航空機の事故が目立ちました。
その他については、簡潔に解説させていただきます。
五黄が乾宮(六白定位)&六白に三煞と歳破(六白には大自然、国家、大企業、自動車などの象意あり)
⇒ 、戦争 ex.)能登半島大地震、イスラエル対ハマスの戦争
⇒ 国家、大企業の低迷・事件
ex.)日本のGDP第4位転落、岸田首相襲撃事件、
物価高、パーティー券裏金疑惑etc.⇒岸田政権支持率低迷、
ダイハツ不正事件、ビッグモーター不正事件など
六白回座の兌宮に三煞と歳破(六白には大企業、兌には悦び、楽しみなどの象意あり)
⇒エンタメ業界の低迷、事件 ex.)ジャニー喜多川氏性加害事件
七赤が艮宮、西(七赤定位)に歳破&(七赤には経済、金融、悦びなどの象意あり)
⇒消費経済の低迷、金融業界の事件 ex.)物価高etc.で景気回復鈍化、
全銀システム不具合発生
二黒(家庭、勤労などの象意あり)に三合
⇒ こども家庭庁発足、最低賃金初の1,000円(時給)越え(全国平均1,041円)、
介護職賃上げへ
巽宮(四緑定位)の三碧に暗五黄(暗剣殺) (三碧には電気、音、震動などの象意あり)
⇒電力会社赤字⇒電気代大幅値上げ、福島原発処理水の海洋放出問題、
名音楽家の逝去(坂本龍一,谷村新司、大橋純子、KANetc.)

以上、九星年盤における各象意の暗示が現象化していることがわかります。

2024年は三碧中宮年ですが、九星年盤は下図の通りです。

スライド4 2024年 九星年盤

中宮の三碧の象意を中心に、吉凶が現象化します。
先ず、9年前の2015年三碧中宮年を検証してみましょう。

スライド5 三碧象意
スライド6 三碧象意2

9年前の三碧中宮年を振り返ると、三碧の象意が吉凶両面で表れていることがわかります。
それでは、2024年三碧中宮年はどんな年になるのでしょうか。

スライド7 2024年予測1

活断層が動いて発生した能登半島地震は千年に一度と言われる規模でしたが、日本列島には2,000カ所以上の活断層があるとされており、震動を象意に持つ三碧中宮年の今年も、要注意の年です。
元日に起こった能登半島地震を通し、日本国民の防災意識が高まり、各家庭における防災グッズの準備、各自治体における防災訓練などが活発に行われる一年となるでしょう。
また、
・パリ五輪で初めてeスポーツ(エレクトロニックスポーツ)が種目に入る
・EV(Electric Vehicle)バスの増販 ・デジタル通貨発行 など
三碧の象意が具現化する年です。

次に、中宮以外の八宮(八方位)を見てみましょう。
先ずは坎宮(北方位)です。

スライド8 2024年予測2

坎宮に回座する八白には、三合のほか天徳など吉神が付きます。八白には変化、停止、青年などの象意がありますが、今年から新たな20年サイクルの第九運に突入し、世界的にも国家的にも変革期となります。時流に沿った変革ができれば進展できますが、できなければ停止に追い込まれる運気です。“北”朝鮮の若い首領である金正恩総書記が積極的に仕掛けてくる憂いがあり、その動向に注視すべき年です。

続いて艮宮(北東方位)を見てみましょう。

スライド9 2024年予測3

艮には北東、山、停止、変化などの象意がありますが、国家、首相、大企業、運輸、交通などの象意を持つ六白が回座します。
長らく政権を保持している自民党ですが、裏金問題で派閥解散に追い込まれ、低支持率にあえぐ岸田首相は退陣、政権維持のために初の女性党首が誕生するのではないでしょうか。
ウメサンとしては、命理学的には三合水局の年となる野田聖子議員推しです。

次に、兌宮(西方位)と震宮(東方位)を見てみましょう。

スライド10 2024年予測4

兌宮には災厄を招く五黄が回座し、震宮には、水、北、飲食業などの象意を持つ一白が回座しますが、予期せぬ災厄を招く暗五黄(暗剣殺)が付きます。
兌には悦び、少女、金融、経済などの象意があり、国内では円安と物価の高騰は続き、消費経済は低迷、そして西欧諸国の雄である米国のダウ暴落の憂いがあります。
また、水難事故、漁獲高の減少による魚価格の高騰、台湾や尖閣諸島近海における中国海軍の脅威が増す年となるでしょう。

簡潔ですが、九星年盤からの予測を終わります。
干支の教示はいかがでしょうか。今年は甲辰年ですが、甲と辰が持つ意味は以下の通りです。

スライド11 2024年干支の象意

干支を合わせた意味は下記の通りです。干支は、精神的な指針を与えてくれています。

スライド12 2024年干支の象意2

60年前の甲辰年と言えば1964年、アジアで初めての東京オリンピックが開催された年でした。首都高速が整えられ、新幹線が開通し、高度成長時代の真っただ中でした。
風水学的には、第六運(1964年~1983年)に当たりますが、六白の象意が現象化し、トヨタや日産をはじめとした自動車業界、松下電器や日立、三菱、ソニーをはじめとした家電産業などを中心に、「24時間働けますか!」というリゲインCMに象徴される企業戦士達が、残業、徹夜、二日酔いも何のその、活気あふれる時代でした。
2024年も甲辰年、第九運(2024年~2043年)に突入しますが、九紫が司る20年間です。どんな20年間となるのでしょうか?第九運の予測に関しては、改めてブログ投稿したいと思います。
その前に次回は、強運をつかむ風水Ⅱとして、風水対策を記事にしたいと思っています。

追伸
ウメサンの私塾「立命塾」では、プロの鑑定士養成講座として、風水学、四柱推命学、易学の講座を行っていますが、2024年3月16日より、第17期実践的易学講座が開講します。風水を極めていくと易に至る!と言われますが、その通りです。ご関心ある方はご照覧いただき、入塾をお待ちしております。

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