風水学 風水探訪

弘前城を風水学的に考察

弘前城を風水学的に考察

緊急事態宣言発令直前の4月6日、陰宅風水鑑定で青森県に出張しました。クライアントとウメサンの高弟である安藤尚尭氏は東京駅から東北新幹線に乗車し、ウメサンは大宮駅から乗車して車内で待ち合わせました。新幹線内はやはりガラガラで、我々の乗った車両は我々含めても10名いませんでしたので、感染予防のために、席を離れて座りました。
当日の青森はあいにくの雨模様でしたが、陰宅風水鑑定時は止み、雲間から陽が差すこともありました。
鑑定後は近くの温泉にて疲れを取り、駅近くのビジネスホテルで宿泊しましたが、宿泊客は数えるほどでした。まだ緊急事態宣言前でしたが、ここ青森でも、かなり自粛モードでした。
翌7日にクライアントの案内をいただき、桜の名所で有名な弘前城公園を散策しました。
コロナウィルスは本州最果ての青森にも忍び寄り、感染予防のため10日からは封鎖されると言うことで、入り口にはバリケードが建造中でした。それでは、公園内に入場しましょう!
追手門より入場

追手門

門をくぐって、まっすぐ50mほど歩くと、中壕越しに「辰巳櫓」を臨めます。

中壕と辰巳櫓

左手には朱色の「杉の大橋」を臨めます。

中壕と杉の大橋

「杉の大橋」は塗装工事中でした。

杉の大橋

杉の大橋を渡って南内門をくぐると、二の丸に入場します。二の丸に入ると、石垣越しに「弘前城天守閣」を臨めます。

二の丸から弘前城

石垣沿いに道をさらに上っていくと、券売所があります。券売所で入場券を購入し、いよいよ本丸に入城です。
ここまでのルートを、地図で確認しましょう。赤線が今回のルートです。

弘前城公園MAP

本丸中央に、天守閣があります。思っていたよりも小ぶりな印象でした。

弘前城と岩木山

現在の天守閣位置は、2015年に曳屋されての位置です。本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみら れ、天守真下から石垣の一部を修理するために、2015年に曳屋したとのことです。

曳屋前後の弘前城位置図

本来の位置にある弘前城を臨む写真です。(弘前公園HPより転載)

本来の位置にある弘前城

やはりお城は、石垣の上にあると雄大ですね。
石垣修理全体の工事完了予定は2023年で、その後元の位置に曳屋されるとのことです。
元々天守閣があった場所には展望台が設けられ、弘前城の背後となる西方に岩木山を臨むことができます。岩木山は綺麗な単独峰で、「津軽富士」と称されています。

岩木山

地理風水的には大地の氣を周囲に流す「祖山」となります。
画像では見えませんが、岩木山の手前に小高い荒神山があり、さらに手前に岩木川が流れているのです。
地理風水的には、岩木山は「祖山」、荒神山が「主山」となり、大地の氣は岩木山→荒神山と流れ、岩木川で一旦止まるのです。この岩木川は岩木山を守るように弧を描いて流れています。

地理風水の観点から弘前城がここにあったら

現在の弘前城は、岩木山の東側にあり、「(はんきゅうすい)」と言って、反発的な煞気を受けています。
」すなわち、後ろに山、前に水を臨むというのが原則で、主山の荒神山の麓に築城すべきというのが、風水の教えです。
この風水吉地に築城すれば、岩木川は「」となり、城を守ってくれるのです。

クライアントは故郷で用事があると言うことで、帰りはウメサンと安藤氏の二人でしたが、帰路の新幹線内は往路よりもガラガラで、我々の乗車した車両内は、途中乗車した方を含めても、我々含めても6名だけでした。ウメサンは大宮で下車しましたが、車両内で乗っているには安藤氏だけでした。これではJRも大赤字ですね…。
本当に心から早期収束を祈願して止みません。

それでは動画でご覧ください。

製作 立命塾頭 三元玄空風水師 楳山天心
参考文献 弘前公園HP
地図データ GoogleMap
2020年4月7日撮影
撮影場所 弘前城公園

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数