A:楳山天心の回答
中国では風水を建築に取り入れる場合、新居建築に際し、土地代除いた総工費の10%(※1)は風水整備にかけるべしとされています。
そこまで日本ではなかなか難しいでしょうが、それだけ風水環境を大事にしているということです。
これは既存建物の場合も、建築時の工費を基準に考えればいいでしょう。
(賃貸住居の場合は、現物件を新築時に分譲にした場合の対価)
風水整備にかける費用は、
風水鑑定料
出張の場合の経費(交通費、宿泊費など)
必要風水アイテム総額
の総計となります。
しかし私の長年の経験からすれば、10%までかける人はほとんどいません。
1~2%前後がほとんどです。裏を返せば平均的にはその投資くらいのご提案をするということです。
※1 10%の根拠
十分の一税(じゅうぶんのいちぜい)
十分の一税とは、ユダヤ人やキリスト教徒等が宗教組織を支援するため支払う、ある物の十分の一の部分のこと。(一般に)自発的な寄付・租税・徴税として支払われる。什一税とも呼ばれる。
今日、十分の一税は通常、現金・小切手・株式による支払い(什一献金)であるが、歴史的には農作物での支払いが可能であった。ヨーロッパでは、いくつかの教会に什一献金を認めて税制に連動した正規の工程として機能する国々もある。
『旧約聖書』の「レビ記」「申命記」では、全ての農作物の10%が神のものであると説かれている。これを根拠に教皇庁は十分の一税を徴収した。シリア正教会は『シリア正教カテキズム』で、十分の一税を教えている。
当塾でも、特に宝くじの当選や保険金、相続金等、まとまった収入のある場合は、十分の一までは難しくても、消費税の5%くらいはユニセフ等のしっかりした機関に寄付や募金することを推奨している(※2)が、天地の氣を扱う風水を取り入れた建築をする場合も、洋の東西問わず、これに準じていると思われる。
(参考文献;Wikipedia)
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