ジャニー喜多川氏の性加害問題を風水学と命理学にて考察Ⅱ

　こんにちは。今年は11月に入っても夏日を記録するほどの異常な高温が続きましたが、立冬を過ぎてから急に気温が下がり、晩秋を越えてしまい、初冬に入った感がありますね。だんだんと春秋が短くなって、四季折々の季節感が薄れつつある憂いを感じるウメサンです。
さて前回のブログでは、ジャニー喜多川氏の性加害問題を風水学の観点から考察しましたが、今回は命理学の観点から考察したいと思います。
下表は、喜多川氏の命式表です。

命式表のうち左表は、生日干を中心に生年月日時の干支八字の関係より算出される命式原局で、その人の性格はじめ特徴を表していますが、下表にピックアップします。

月柱に、学芸の星である印綬が重畳（縦に重なること）している印綬格で、重畳しているため、その象意はとても強く、稀代の音楽プロデューサーとして才能を遺憾なく発揮されたことがわかります。
一方、印綬は隣接する傷官を剋しますが、強い印綬ゆえ、その剋はかなり強いです。剋作用が凶とは限らないのですが、度を過ぎた剋は凶となります。
食傷星（食神と傷官）は女性にとっては子供を意味します。男性でも生日干が陰干なら子供を意味し、喜多川氏の生日干は辛で陰干です。喜多川氏は未婚で子供はいなかったようですが、十代のジュニア時代から入所した少年達は、いわば子供のような存在で、度を過ぎた剋作用が、今回の性加害という犯罪に具現化してしまったと言えます。
なお、命式表の右上にある表は大運表で、十年毎の運勢を看ることができ、左下の表は歳運表で、一年毎の運勢を看ることができますが、これらに関しては後述します。
さてジャニーズ事務所は、1975年1月23日の創立、同年1月30日に法人登記されています。ウメサンは個人だけでなく、集団である会社も四柱推命で鑑定しています。会社の場合、創立時と法人登記時が異なることがありますが、❝法人❞と認められた登記年月日を、会社の生誕時とするのが正しいと、ウメサンの今までの経験上確信しています。下表は、法人登記年月日を基にしたジャニーズ事務所の命式表です。

命式原局をピックアップしてみましょう。

火土傷官格となります。傷官は名称から官（会社組織、上司、女性は配偶者、男性は子供）を傷つける凶星と断じられ気味ですが、表現伝達に長けた星で、芸能プロダクションには適しています。
しかし、官（正官）が隣接しており、傷官が正官を剋する命式です。ジャニーズ事務所は創立当初から男性タレントだけでしたので、法人をひとりの男命の命式とすると正官は子供（タレント達）にあたり、今回発覚した性加害問題を暗示していると言えます。
ジャニー喜多川氏個人の命式も、ジャニーズ事務所という法人の命式も、どちらも配偶者の場である生日支の蔵干通変星を剋しており、暗に今回の性加害問題を表していると言えるでしょう。
それでは、設立当初からあったであろう性加害問題が、なぜ今年になって露呈し、創業者である喜多川氏は、鬼畜の所業とまで称され天国から地獄に落とされるような事態となり、事務所も役員変更、名称変更をせざるを得ない事態に陥ったのでしょうか？
これに関しては、次回のブログにて考察したいと思います。

追伸
ウメサンの私塾「立命塾」では、プロの鑑定士養成講座として、風水学、四柱推命学、易学の講座を行っていますが、2024年3月16日より、第17期実践的易学講座が開講します。風水を極めていくと易に至る！と言われますが、その通りです。ご関心ある方はご照覧いただき、入塾をお待ちしております。