滝沢秀明氏のジャニーズ事務所退社を命理学にて考察
この林は初夏から仲秋にかけては青々と茂り、風水学的には巨象飲水形という吉形で、象の顔の前にある家宅に生氣をもたらしてくれます。
ウメサンも来月で66歳を数えます。50代までは通常業務の後、夜を徹してまでブログ記事を作成したりしていましたが、寄る年波には勝てず、もう夜遅くまでのデスクワークは厳しくなり、投稿数も年々減少しています。それでも月にひとつは投稿しようと思っていますが、今月はまだひとつも記事を投稿していませんでした。晦日になってしまいましたが、気合入れて投稿したいと思います。
今回は掲題にあるように、10月いっぱいでジャニーズ事務所を退社したタッキーこと滝沢秀明氏を取り上げ、退社にしぼって命理学で考察させていただきます。(画像は外務省HPに掲載されたものをWikipediaより転載)
下表は滝沢氏の命式原局です。(生時不明)
格 偏財破格
元命を格に取れますが、身弱のため破格
調候用神 土金
空亡(天中殺) 寅卯
命式原局の特徴
食傷星(食神、傷官)が大過(3つ以上)しています。食傷星は潜在的に五行の火性を内包します。火性は表現伝達本能を持ちますが3つもあり、その本能は強いです。滝沢氏は十代のころから、ご自分の容姿と芸能により、見事その本能を発揮しています。
またこの食傷星は元命の偏財を強力に生じており、偏財は破れているとはいえ、偏財の象意が表れ、社交性、商才に富んでいると言えます。滝沢氏は37歳のときに、あっさりとトップアイドルの座を捨てて芸能界を引退し、創業者のジャニー喜多川氏の右腕として事務所の経営に携わり、足蹴く営業に回ったようですが、テレビ局などの評判も良く、十二分に偏財の特性を発揮されています。
また、月支の卯と年支の戌が支合しており、未来志向で前進力が強く、ロマンに生きるタイプです。数年前のテレビ企画にて、火山を探検してから、火山探検家としての一面もお持ちなのは意外でしたが、命式を見れば納得がいきます。
また、生日干支が辛亥で、例えると「磁気を帯びた猪(イノシシ)」です。以下、拙著「チャンスの神様の前髪をつかめ!※」より、その特徴を抜粋しました。
「全身に金属性の針が生えていて、大変敏感な磁気を帯び、鋭敏な反応を示すイノシシです。獲物を見つけると、じっくりと観察することはありません。磁石に引きつけられるように、一直線に猛進し、下手な鉄砲でも数打ちゃ当たるとばかりに、勘と閃きだけを頼りにマシンガンを撃ちまくるようなタイプです。そのため間違って味方を撃ってはいけないと、口も手も忙しく動かさなければならないようです。全身の磁気針と直結した体内コンピューターは、絶えず変化と刺激を喜び、改革の指令を出します。電撃的に走る磁力線は、ゆったりと大きく曲がることを好まず、情緒よりも実利、実力、能率を重んじます。軽快で短気、衝動的でムラッ気の多いイノシシなので、長期的な計画には向きませんが、不屈の闘志と妥協しない頑固さとともに、底抜けの楽天性が同居した奇妙なほどの粘り腰で、周囲を圧倒してしまう「磁気を帯びたイノシシ」なのです。」
端正なマスクの持ち主である滝沢氏ゆえ、イノシシとは意外に感じられると思いますが、端正な容姿の内面には、非常に敏感な磁気を帯びたイノシシのような性格が隠されているようです。
実際に3年前、スパッと芸能界を引退してビジネスマンに転じ、今回も副社長の座を捨て、巨額な退職金を断ってまできっぱりと退社し独立されましたが、命理学で考察してみて、ナルホド!と、納得がいったウメサンでした。
次に大運(十年運)を見てみましょう。画像をクリックし、拡大いただくと見やすくなると思います。
先ずは大運ですが、現在滝沢氏は32歳4か月~42歳4か月までの10年運にあります。大運干支は丁未で、生日支-生月支-大運支が、亥-卯-未の三合木局を形成しています。三合が形成されるときは、異次元融合となり、自分を取り巻く環境が、それまでと全く異なった次元に変異するとされます。まさに滝沢氏は、37歳の年に芸能界を引退してビジネスマンとなり、そして40歳の今年、長らく所属していたジャニーズ事務所を退社し、火山探検家として、事業家として、新たなスタートをされようとしています。
次に歳運(年運)を見てみましょう。
本年2023年の年干支は壬寅で、生年干支の壬戌と「大半会」を形成しており、将来の目標や仕事関係が大きく変化すること意味しますが、まさにそのとおりとなりました。なお生年干と年干が壬で大運干は丁ゆえ、妬合関係を築いており、丁の通変星「偏官」を巡って、トラブルが生じる暗示となっています。男性にとって偏官は子供を意味しますが、独身の滝沢氏にとっては、育成していたジャニーズの少年達に当たるでしょう。滝沢氏が退社したいきさつは定かではありませんが、同時期に退所するKing&Princeの3名を示しているのかもしれません。
最後にひとつ気になることがあります。それは滝沢氏にとって、今年と来年は空亡(天中殺)ということです。天中殺には実体化しない象意があり、主体的に行った事は実体化しないとされます。一方、受身的、受動的に行うのであれば、実体化しないという天中殺現象は起こりません。今回の滝沢氏の退社が、止むを得ない事情に依るものであることを祈ってやみません。
※チャンスの神様の前髪をつかめ!は、アマゾンにて電子出版しています。
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