四柱推命学・算命学 占術

運命を創れ!ジーコJAPAN!!

 いよいよ12日は、サッカーワールドカップのオーストラリア戦!いよいよジーコ日本の出陣、今から血沸き、肉踊るケロケロウメサンです。
 ジーコ日本に対しては、アジア予選時からずっと決定力不足が指摘されてきていますが、この決定力不足は考えてみれば、ジーコ日本になってからの問題ではなく、トルシエ監督のときも、それより前の岡田監督のときからもずっと懸案事項だった気がします。むしろジーコ監督になってから、確かに選手個々の能力が高くなり、攻撃面においては、かなり決定的な得点の機会を作るまでに強くなってきているのは紛れもない事実です。ただゴールのチャンスは作るも、その決定的なチャンスにゴールし切れない惜しいシーンが多くなったからこそ、なおさら決定力不足と感じるのではないでしょうか。
 よくジーコ監督には勝ち運がある!と、マスメディアを通じ、いろいろな方が評していますが、たしかにワールドカップアジア予選にしろ、アジアチャンピオンシップにしろ、ひとつとして楽な試合だったと言えない、ぎりぎりの戦いの連続でしたが、まさに“神様”の名に恥じない、神がかり・綱渡り的な勝ちあがり方をしてきました。
 それではジーコ監督は、宿命的にも強運を持っているのかというと、決してそうでもないようです。ジーコ監督は1953年3月3日生まれですが、生時によっては地方時間補正しだいでは、出生日が2日あるいは4日の可能性もあります。しかし生年月日の三柱からの推測ですが、後述する特徴からして、ほぼ3日生まれで間違いないでしょう。この場合、ジーコ監督の命式は下記のとおりとなります。

生年 癸巳丙 比肩 正財 胎
生月 甲寅甲 傷官 傷官 沐浴
生日 癸丑己     偏官 冠帯 空亡寅卯
生時 不明

 元命は、一般的には凶星とされる傷官ですが、陰日(日干は癸)生まれの傷官格は、偏官星と遭うことにより合してお互いの凶意を去りますが、ジーコ監督の場合は、日柱蔵干通変星が偏官で隣り合っている(暗合)ので、ここでも元命傷官の凶意は去っています。人間関係での衝突等、傷官の凶面はほとんど抑えられ、技芸面で能力を発揮できると言う吉面がまさに現われていると言えます。
 また傷官星が元命の場合、物事を秘密にしておけないという特徴もありますが、ジーコ日本は本番差し迫った今でも、練習を完全にオープンにしている唯一のチームで、まさにその特徴そのものです。ジーコ監督の場合は、月柱天干通変星も傷官ゆえ、その性状は際立っていると言えます。
 しかし、月柱天干通変星も傷官ゆえ、現役時代においては、「白いペレ」と言われるほどの卓越した技能を持つ名プレーヤーであったにも関わらず、ワールドカップ優勝というビッグタイトルに縁がなく、同時代に活躍したマラドーナやプラティニほど華々しい印象が薄い遠因であったとも言えるでしょう。
 しかし2003年以降、50~59歳までの十年運は、偏官星が司っています。この偏官星が月柱天干通変星の傷官と合して凶意を去るので、好運のときを迎えていると言えます。その好運が、まさに今回のワールドカップにて現実化してほしいと、天に懇願してやまないケロケロウメサンです。欧州でのある調査によると、日本の優勝確率は0%(くやちいっ~!!)ということですが、優勝はともかく、日韓大会以上のベスト8までは勝ち上がってほしいですし、本来の実力を発揮できれば、ジーコ監督の好運とも相まって、達成できると確信してやまないケロケロウメサンです。
 実はケロケロウメサンも、元命は同じく月支が空亡している傷官でして、ジーコ監督への思い入れは人一倍です。
 12日夜はテレビの前にかじりついて、1億国民ひとつとなり、日本から熱い生気を送りましょう!!

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