月に二回の投稿を己に課してまして、明日は一日外出のため、昨日に続き投稿させていただきます。
掲題にありますように、首相官邸と首相公邸を風水の視点から考察ですが、二回に分けて投稿します。
昨年まで高支持率を誇った安倍政権ですが、大臣や自民党議員の相次ぐ失言、不祥事、そして首相自身も森友学園問題、加計学園問題により、ここのところ支持率が急落しています。命理学的には、安倍首相にとって今年は空亡(天中殺)、さらに大運(十年運)は天戦地冲、歳運は自刑と重なり、かなりの試練の年です。詳細は、天戦地冲月と安倍首相ご夫妻の危機を参照ください。
一回目は、巒頭(らんとう)風水の観点からの考察で、7月22日、浅草公会堂大会議室で催行した強運をつかむ風水セミナーでも取り上げました。そのときに使用したレジュメのコマを掲載しながら、説明させていただきます。
現在の首相官邸は、小泉政権時の2002年に竣工されています。首相公邸は、1929年に竣工した旧首相官邸を、西に8度向きを振り、50mほど南へ曳家し、補修がなされ、首相公邸として使用されています。
下画像は首相官邸正面ですが、東向き(24方位では酉山卯向)です。
なお、首相公邸は北向き(24方位では午山子向)です。
巒頭風水的には、先ず敷地の形状に問題があります。西南方位(裏鬼門)が大きく欠けており、災厄を招きやすい形状です。一般家庭の敷地であれば妻母の苦労、家庭の不和の憂いがありますが、国家的には官房長官はじめ内閣の苦労、内閣の不和の憂いとなります。
また今年は、南に五黄、西北に二黒、東に歳破と三煞が回座し、こうした凶煞の影響もあります。
ケロケロウメサンの提案としては、次の化煞を施すことです。
下画像は、旧首相官邸(現首相公邸)の間取り図です。
曳家され、向きが8度変わり、補修されていますが、間取り自体は変わっていないようです。
首相公邸の風水上の大きな問題は、
①家屋の中心となる太極が階段にきている
②玄関入ってまっすぐの階段
の二点で、
①は、一般家庭の場合なら主人、公邸の場合は首相の運気を大きく損ないます。私の長年の経験では、一般家庭の場合、かなりの確率でご主人が頭部の疾病(脳卒中、脳溢血など)に罹っています。公邸の場合も、そうした疾患の憂いとともに、首相の運気を大きく損なうこととなりやすく、日本においては、長期安定政権が少ない遠因にもなっていると思われます。今回の安倍政権は5年目を迎えていますが、安倍首相は公邸を住居とされてはおらず、通常は渋谷の私邸より通われており、そうした凶作用をストレートには受けていないと言えます。
とは言え、公邸は本来首相ご家庭の住居ゆえ、ケロケロウメサンとしては化煞を提案します。
3/24の投稿で、森友学園問題は5月くらいには収束すると予測しましたが、豈はからんや、その後加計学園問題、相次ぐ側近や自民党議員の不祥事が続き、安倍政権もかなりの危機的状態となっています。こうして風水学上も考察する中、命理学上の試練期に風水上の凶煞の影響が相俟っての現状であることを感じます。
次回は考察2として、理氣風水の視点で、三元玄空風水(一般的には玄空飛星派風水)にて考察したいと思います。
追伸)
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風水を熟知するには、陰陽五行思想はもちろん、干支と易卦の知識を要し、四柱推命から学び、次に易学、そして風水学という順番がベストなのです。
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