風水学 風水探偵

~辞任必至の朴槿恵大統領スキャンダルを命理学&風水学で考察2~

 昨日に引き続き、韓国朴槿恵大統領のスキャンダルについてです。
 昨日は命理学の観点から考察しましたが、今回は風水学の観点で考察させていただきます。
 韓国の大統領府は、もちろんソウル市内にあります。現ソウル市付近は、李王朝時代に好風水地であることから、景福宮を中心として都が建造され、今日に至っています。
 大統領府は『青瓦台』(下画像 Wikipediaより転載)と呼ばれ、その呼称通りに青い瓦屋根に守られた美しい建物で、観光名所にもなっています。

青瓦台画像

 (画像中央にあるのが景福宮で、その左上に見える青瓦の建物が『青瓦台』)

 青瓦台の北は、主山となる『北漢山』が守り、北漢山の麓、中腹に青瓦台は位置しています。青瓦台から南方は景福宮はじめ、ソウル市内を見渡すことができます。ソウル市内は西から東へ、青瓦台や景福宮を守るように大河の漢江がゆったりと流れており、ソウルは今でも風水都市の代表です。(風水都市ソウルに関しては拙著「陽宅風水実用大全」に詳述していますので、参照ください。)
 韓国は北朝鮮といまだ休戦状態にあり、国防上Google Mapにも建物は反映されず、配置図や平面図も公開されていないため、大統領官邸などの詳細は不明ですが、下画像のGoogle Earthより転載した青瓦台周辺地図を見ると、7度強西偏する磁北を基準とすれば、青瓦台自体はまぎれもなく、真南向きで、1991年建造ゆえ、第7運「子山午向」です。

青瓦台周辺衛星画像

 そして、この玄空宅運盤は下記のとおりです。宅運盤は北が上となっている地図に合わせてチルトしております。また、各宮(方位マス)の上段には、本年の年九星と9月の月九星を記しました。

第7運子山午向(2016.9)

 宅運盤を見てわかることは、青瓦台は坐に第7運の令星が双星となる『双星会坐』であり、艮宮(東北方位)の向星が5()となっています。そして本年2016年の年五黄も東北方位に回座しています。
 さて、前述したように韓国はいまだ北朝鮮と休戦状態にあり、北朝鮮の動向に対しては、日本はじめ他国以上に緊張感を持っています。ご存知のように今の北朝鮮は、北朝鮮建国時の金日成主席から金正日書記、金正恩書記へと世襲された独裁国家ですが、まだ若干32歳の金正恩書記になってから、軍国化がより強化され、核開発の実験が多くなされるようになりました。今年に入ってからだけでも、核ミサイル発射実験19回、そして水爆と思われる核爆発実験が2回行われています。
 下記は、青瓦台を基点とした風水24山方位図ですが、核ミサイル発射実験は西北方位にある東倉里(トンチャンリ)、東北方位にある舞水端里(ムスダンリ)、北方位にある旗対里(キッテリョン)から発射されています。

青瓦台基点方位図

 青瓦台の坐である北には坐星、向星に7(七赤破軍)が坐していますが、第8運期の今、七赤は最も衰氣にあり、火事や盗難、口舌などの災いが生じやすい憂いがあります。本年の年九星も北には7(七赤破軍)が回座し、とりわけ11月は月九星も北に7(七赤破軍)が回座し、フォース(forth)で7が重なっており、今月の大統領バッシングにつながったと言えます。
 それだけではありません!水爆実験は1月と9月の二回行われ、M5ほどの揺れが観測されています。この水爆実験は豊渓里(トンゲリ)の地下施設で行われていますが、青瓦台から東北方位です。
 前述したようにもともと青瓦台の宅運では、東北方位の向星が5(五黄)で、そこに本年の年五黄も東北方位に重なり、五黄の煞氣が倍加されています。
 1月はまだ前年の運勢ですから東北方位に年五黄は回座していませんが、二十四方位では丑方位にあたっており、前年2015年(乙未年)の歳破にあたる凶煞方位です。
 9月の月九星は、宅運盤に記載されていますが、7(七赤破軍)が回座しています。第8運期において、もっとも災厄を招きやすいとされる5(五黄)と7(七赤)が、557と重なる東北方位にて、M5 という大きな人工地震波がまっすぐ東北から青瓦台へと伝播されており、核ミサイル発射実験による北坐の7(7赤破軍)、水爆実験による5(五黄)と7(7赤破軍)への強烈な刺激が、五黄&7赤破軍が融合した強烈な災厄を青瓦台にもたらしたと考えられます。
 昨日投稿した、朴槿恵大統領の命運と、風水上の凶作用が相俟っての、今回のスキャンダルに繋がったのではないでしょうか。
 北朝鮮側がそのことを知っていて実験を行ったか否かはわかりませんが、結果としては韓国の政局を大混乱に陥れることとなり、北朝鮮側から見れば、戦略的には功を奏したと言えるでしょう。
 ともかく、日本にとっても対岸の火事でおさまらず、年末から来年にかけても、予測し難い北朝鮮の動向は、大変注視しすべきことに変わりはありません。
 歴史的にはまだまだ解決できていない日韓関係ではありますが、スムースに次期大統領が決定し、政局が安定して、東アジア情勢の安定のためにも、良好な日韓関係が築かれますよう、祈って止みません。

追伸)
 水爆実験の大地の揺れとは比較になりませんが、住居の近隣で行われる道路工事などは注意を要します。
もしも五黄や七赤の方位で、工事の轟音が聞こえる距離であれば、工事における振動も伝播され、災厄を引き起こす憂いがあり、至急の化煞を要します。来年は南方位に年五黄回座です。ご心配な方は、ぜひご相談ください。

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数