忙しさを理由に、ここのところ、月に2回の投稿というペースダウンになってしまいましたが、なんとか月2は死守すべく、鑑定書作成等のたまっているデスクワークを横においての投稿です。
今回は掲題にしたように、6/4のオーストラリア戦についてです。
第六期立命塾は、1月~3月に催行した実践的易学講座(周易&断易)にて無事終了しましたが、周易断易鑑定士免状のための課題として、受講生が占断した内容の一例を取り上げました。
占断者;N氏
占的;勝負占
「平成25年6月4日に行われるサッカーワールドカップアジア最終予選日本対オーストラリア戦で、日本は勝利できるでしょうか!?」
占断年月日;平成25年5月24日癸巳年丁巳月庚寅日
空亡;午未
本卦;「水山蹇」 宮卦;「兌」(金)
動爻;4爻、5爻、上爻
之卦;「火山旅」
断曰;
世爻は四爻の申で兄弟爻・・・日本
応爻は初爻の辰で父母爻・・・オーストラリア
日本(世爻)は月建より合で相、日辰より冲で冲散
オーストラリア(応爻)は月建より生入で相、日辰より剋で囚
日本(世爻)は動爻だが日辰より冲で冲散とするのが一般的だが、本卦の外卦全てが動き、六合卦に変わっていることと、世爻は月建より相ゆえ、旺相の動爻は冲されても、合となる日に至れば有用となるという「冲中逢合」の理論に則れば、すでに5/27(癸巳日)を過ぎているので、動爻として再び働けるとする。
この四爻の動爻は、申⇒酉と同じ金の五行で、十二支の巡りどおりに進んでいるため、進神でだんだん強くなる暗示。
さらに世爻(四爻申)の原神である五爻(戌)が、退神(同じ土行で十二支の巡りと逆)でだんだん弱くなるとはいえ動爻ゆえ、他爻にも働きかけ、世爻(申金)は生じ、弱い応爻(辰土)は冲散する。
応爻の仇神である上爻(子水)は動爻で他爻に働きかけるゆえ、応爻にとっても不利である。
よって、日本代表は招集当時、なかなかザック監督のもと、まとまりがつかず危機感を生じる。実際、ブルガリアとの強化試合も0対2の完敗。
しかし先に散、後に成を意味する「冲中逢合」から、雨降って地固まる!、試練の後に恵みあり!、進神の動爻である日本は、序盤は苦しむも、試合が進むにつれ連係がなされて得点し、オーストラリアに勝利できる。
2対0で日本の勝利と断じる!!
追伸)
N氏の占断内容に、ウメサンが多少説明を加えました。
故易八大先生は、動爻は旺相に関わらず、日辰より冲されて事散じる!と断言されおり、気になるところではあります。
動爻が冲される場合に関しては諸説あり、占断は大変難しいのですが、寅は申を剋せないことと、「冲中逢合」の理論を取り、断じました。
だいぶウメサンの日本への肩入れが強く、公平感に欠ける帰来もありますが、愛国心に免じてお許しをm(__)m。
日本の勝利を心より祈るものです。
結果は果たして・・・?
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