５５年目の落日となった自由民主党を風水学的に考察しました（前編）

　西洋暦では今日から９月ですね。
　ウメサンんちも２人の高校生が今日から新学期、あわただしい朝を迎えました。
　衆議院総選挙は民主党の歴史的圧勝で終えましたが、台風１１号が過ぎ去った１日、関東は秋晴れとなりそうです。
　さて９月最初の投稿は、８/３０の総選挙での、自民党の歴史的惨敗を取り上げました。
　今回の総選挙の予測については、立命塾の３月の易学講座における易占実践で、『自民党は今回の総選挙で勝てるか!?』という占的で、受講生の一人に断易にて占断していただきましたが、自民党の大敗という占断結果でした。
　ウメサンは選挙当日の３０日朝５時半に占断してみました。易占においては、同じ占的で占断することは絶対的タブーゆえ、今回は『民主党は３００議席を獲得できるか!?』という占的で、断易にて天に尋ねてみました。
　選挙結果が出る前に投稿すべきでしたが、３０日は愛知県刈谷にて、出張風水鑑定があったため時間がなく、後日談となってしまったことをお詫び申し上げます。
　擲銭の結果は、
壬申月丁未日　空亡寅卯　宮卦「乾」
本卦「天山遯」、第５爻が動き、之卦は「火山旅」でした。
　用神は応爻となる第５爻ですが、月建に併起し、日辰からは生、動いて未⇒申の「回頭生」ゆえ、断曰はもちろん「民主党が３００議席を獲得しての圧勝！」でしたが、結果はご存知のとおりです。
　立命塾卒業生で、算命学におけるウメサンの師である奥ちゃんは、昨年の段階から「自民党（生日干支は庚辰）は申酉天中殺ですが、前回の総選挙が天中殺の酉年だったので、小泉チルドレンは今回惨敗です。小泉チルドレンが生き残るには、他党からの出馬しかないでしょう。頼みの綱の小泉元総理は生月中殺の負の面である気分屋が出たのか、政界を引退する意向ゆえ、どうしようもありません。」 と断じていました。結果は９０人余りのうち、約９割が落選の憂き目に遭いました。
　また、最近ウメサンの拙文へ鋭いコメントを下さるウウィッシュさんから指摘されて気付いたのですが、公示日の８/１８は乙未日で年干支の己丑とは天戦地冲となる大凶日です。
　衰運にあると、概して凶日時や凶方位を選択してしまい易いのですが、まさにその通りと言えるでしょう。
　自民党の成立年月日は
１９５５年　乙未年
　　１１月　丁亥月
　　１５日　庚辰日
ですが、今年の年干支己丑と成立年干支が天戦地冲で、個人なら目標や目的を改めるに余儀なくされたり、不承不承の転職等の暗示となりますが、自民党における転職とは、まさに今までの長い政権担当の立場であった与党から下野せざるを得ない年であるという暗示です。
　大運をみると2008年から辛巳の運気に入っており、成立月干支とはこれまた天戦地冲です。
　大運は十年運ですから、誰しも必ず第６旬は生月干支と天戦地冲となります。還暦となる十年運ゆえ、新しく生まれ変わるべき運気ということですね。
　自民党も結党以来５５年目、還暦を迎える節目の１０年に入っているということです。
　次の十年運は2018年からですが、庚辰が廻り、成立日干支と伏吟（律音）となり、新たな出発を意味します。
　恐らくここ数年は、易卦で言えば「坎」、産みの苦しみを味わわざるを得ない期間となりそうです。
　風水学的にも2004年以降、特に昨年あたりから試練の運気となっていますが、風水学的な検証は、後編にて記させていただきます。（続く）