弘前城を風水学的に考察
当日の青森はあいにくの雨模様でしたが、陰宅風水鑑定時は止み、雲間から陽が差すこともありました。
鑑定後は近くの温泉にて疲れを取り、駅近くのビジネスホテルで宿泊しましたが、宿泊客は数えるほどでした。まだ緊急事態宣言前でしたが、ここ青森でも、かなり自粛モードでした。
翌7日にクライアントの案内をいただき、桜の名所で有名な弘前城公園を散策しました。
コロナウィルスは本州最果ての青森にも忍び寄り、感染予防のため10日からは封鎖されると言うことで、入り口にはバリケードが建造中でした。それでは、公園内に入場しましょう!
追手門より入場
門をくぐって、まっすぐ50mほど歩くと、中壕越しに「辰巳櫓」を臨めます。
左手には朱色の「杉の大橋」を臨めます。
「杉の大橋」は塗装工事中でした。
杉の大橋を渡って南内門をくぐると、二の丸に入場します。二の丸に入ると、石垣越しに「弘前城天守閣」を臨めます。
石垣沿いに道をさらに上っていくと、券売所があります。券売所で入場券を購入し、いよいよ本丸に入城です。
ここまでのルートを、地図で確認しましょう。赤線が今回のルートです。
本丸中央に、天守閣があります。思っていたよりも小ぶりな印象でした。
現在の天守閣位置は、2015年に曳屋されての位置です。本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみら れ、天守真下から石垣の一部を修理するために、2015年に曳屋したとのことです。
本来の位置にある弘前城を臨む写真です。(弘前公園HPより転載)
やはりお城は、石垣の上にあると雄大ですね。
石垣修理全体の工事完了予定は2023年で、その後元の位置に曳屋されるとのことです。
元々天守閣があった場所には展望台が設けられ、弘前城の背後となる西方に岩木山を臨むことができます。岩木山は綺麗な単独峰で、「津軽富士」と称されています。
地理風水的には大地の氣を周囲に流す「祖山」となります。
画像では見えませんが、岩木山の手前に小高い荒神山があり、さらに手前に岩木川が流れているのです。
地理風水的には、岩木山は「祖山」、荒神山が「主山」となり、大地の氣は岩木山→荒神山と流れ、岩木川で一旦止まるのです。この岩木川は岩木山を守るように弧を描いて流れています。
現在の弘前城は、岩木山の東側にあり、「反弓水(はんきゅうすい)」と言って、反発的な煞気を受けています。
「背山臨水」すなわち、後ろに山、前に水を臨むというのが原則で、主山の荒神山の麓に築城すべきというのが、風水の教えです。
この風水吉地に築城すれば、岩木川は「腰帯水」となり、城を守ってくれるのです。
クライアントは故郷で用事があると言うことで、帰りはウメサンと安藤氏の二人でしたが、帰路の新幹線内は往路よりもガラガラで、我々の乗車した車両内は、途中乗車した方を含めても、我々含めても6名だけでした。ウメサンは大宮で下車しましたが、車両内で乗っているには安藤氏だけでした。これではJRも大赤字ですね…。
本当に心から早期収束を祈願して止みません。
それでは動画でご覧ください。
製作 立命塾頭 三元玄空風水師 楳山天心
参考文献 弘前公園HP
地図データ GoogleMap
2020年4月7日撮影
撮影場所 弘前城公園
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