本日午後、帝国ホテルのロビーラウンジにおいて打ち合わせがありましたので、早めに家を出て、近くにある、9/1にOPENしたばかりの『ペニンシュラホテル東京』に寄って、風水探訪してまいりましたので、そのご報告をさせていただきます。
ペニンシュラホテルと言えば香港におけるナンバーワンホテルとして、さらには風水を駆使したホテルとして有名ですが、きっと東京のホテルも、風水をふんだんにとり入れているだろうと胸躍らせて訪れましたが、「う~む、さすが!」と思わずうなって感動してしまったケロケロウメサンでした。
到着後、先ずはぐるっと建物の周りを回って、巒頭の観点で探訪しました。
エントランス前は、明堂としてはちょっと狭い感じですが、らせん状の流水路がある噴水が造られ、さらに道路を隔てた前方は、皇居の外堀があり、招財の巒頭的条件である臨水となっていました。
エントランス両脇には、もちろん獅子一対(左画像)が守護していました。
建物の形は、平面図上ではエントランス側すなわち前方が狭く、坐となる後ろ側のほうが広くなる台形型で、いわゆる「末広がり」の吉相でした。
外観(上右画像)は、まるで灯籠を思わせるようなデザインですが、聞くところに寄れば、ペニンシュラの伝統と日本文化との融合がテーマだとかで、なるほどと頷いたウメサンです。
次はいよいよ理氣の観点ですが、ちょっと勇気を振り絞ってホテルマンにお断りしてから、先ずはメインエントランス前にて羅盤で建物の坐向を測定しました。向きは307度で、かろうじて戌向きでした。
着工は2004年、竣工が2007年5月ですので、第8運に入ってすぐ着工した第8運の建物で、坐向は「辰山戌向」です。 第8運における「辰山戌向」の宅運盤を作成しますと、玄空飛星派でいうところの最大凶である「上山下水」という凶格となってしまいます。
これだけ見ると、おいおい、かかわった風水師は巒頭のみを見たんではないかと判断しがちです。
ところがどっこい、307度の向きということは、24山で戌と乾との境界線から1度以内という向きで「兼向」と言われ、こうした場合は通常の挨星法ではない方法にて宅運盤を算出しますが、兼向における宅運盤では、最大吉格の「旺山旺向」でした。こうしますと、前方にある外堀や噴水の臨水が理氣的にも招財効果を大きくもたらすこととなり、冒頭でのウメサンの深い『頷き』となったのです。
さらに驚くべきことに、ペニンシュラホテル東京のエントランス前方真正面には、皇居吹上御苑内にある宮中三殿が位置しています。この宮中三殿には主祭神である「天照大神」が祀られていますが、日本の神様を拝し、龍穴である皇居より生氣をいただこうという、心憎いまでの風水術が施されていることを実感して、鳥肌がたったウメサンでした。
きっとペニンシュラホテル東京は、2023年までの第8運期において、大繁盛すること間違いないと確信しました。
ぜひウメサンも吉運をいただくべく、経済的に無理してでも一度宿泊したいと思わされた一日でした。
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